ファームバンキングのデータを出力するには、必要な項目を設定して、仕入先への支払額を確定したデータを基にファームバンキングデータを作成します。
オンラインバンキングソフトのデータの取り込みなどの操作につきましては、オンラインバンキングソフトを提供している金融機関へご確認ください。
今まで弥生販売で銀行振込依頼書を作成していたかどうかにより、作業が異なります。
今まで弥生販売で銀行振込依頼書を作成したことがない場合
以下の手順をすべて確認してください。
今まで銀行振込依頼書を印刷して利用していたが、ファームバンキングへの切り替えを検討されている場合
以下の手順で、「4.金融機関へファイル出力形式を確認する」「8.ファームバンキングデータを作成します。」を確認してください。
事前準備
ファームバンキングに必要な項目を設定します。
1.支払区分を設定します。
振込に使用する自社の金融機関名を、あらかじめ「振込」区分に登録しておく必要があります。
支払区分の設定は、
支払区分の概要
を参照してください。
2.振込依頼銀行の設定を行います。
手順1で設定した支払区分に、自社の口座情報や振込手数料を登録します。
設定の詳細は、
振込依頼銀行の概要
を参照してください。
3.仕入先台帳の設定
仕入先台帳で、締グループ、支払方法、支払サイクル、支払日、仕入先の口座情報を登録します。
設定の詳細は、以下を参照してください。
仕入先台帳の概要
振込口座の設定
4.金融機関へファイル出力形式を確認する
ファームバンキングデータの出力形式を取引先の金融機関へ確認します。
確認した項目は、銀行振込処理画面のファームバンキングデータ出力の際に設定します。
取引先の金融機関やオンラインバンキングソフトなどで指定されているレコード形式に合わせる必要があります。
- レコード長は何バイトか(120~256)
- レコード間の区切りとして、最後の2バイトを改行コード[0D・0A]とするか
- データの最後にEOF[1A]をつけるか
弥生販売からのファームバンキングデータの書き出し
仕入先への支払額を確定したデータを基にファームバンキングデータを作成します。
5.支払額を確定します。
支払額の確定については、 仕入先への支払を締め切る(仕入先への支払額の確定) を参照してください。
6.支払予定額や支払方法を確認します。
振込依頼書の集計を行う前に、内容を確認します。
支払予定額や支払方法を変更することができます。
支払内容の確定については、
支払内容の確認
を参照してください。
7.振込依頼書を作成します。
手順については、 振込依頼書の作成 を参照してください。
[銀行振込処理]画面が表示された状態で、手順8へ進みます。