デスクトップソフトで事業所データを複数作成・管理している場合、スマート証憑管理でも管理している事業所データごとに利用できるようになりました。
<デスクトップソフト>
弥生会計、やよいの青色申告、弥生給与、やよいの給与計算、弥生販売、やよいの見積・納品・請求書、やよいの顧客管理
現状
デスクトップソフトでは、事業所データを複数作成・管理することができますが、スマート証憑管理では、1つの事業所データのみ証憑を管理できるようにしているため、複数の事業所データの証憑は管理できません。
<複数の事業所データの証憑を管理できない理由>
異なる事業(法人または個人事業主が営む事業)の取引情報が混在した状態で証憑を保存することは、税務調査等の観点から「明瞭かつ整然とした状態」での保存とは言えず、法令的に問題と判断される可能性があるため。
対応
デスクトップソフトを利用している場合は、スマート証憑管理に複数事業所データの証憑を保管できるようにします。
なお、同一の事業で複数の事業所データに分けている場合は、同じスマート証憑管理にアップロードしても法的には問題ないと思われますが、念のため税理士または税務署等に確認してください。
デジタルインボイス送受信を行う場合
スマート証憑管理で同一の事業を複数事業所データに分けて利用する場合、複数データ領域でデジタルインボイス送受信機能を利用することはできません。
デジタルインボイス送受信を行う場合、Peppol IDを取得する必要があります。Peppol IDの取得には「法人番号」または「適格請求発行事業者登録番号」が必要なため、Peppol IDは1事業者につき1つしか取得できません。
クラウドサービスでは作成・管理できる事業所データは1つのみのため、対象外です。
<クラウドサービス>
弥生会計 オンライン、やよいの青色申告 オンライン、やよいの白色申告 オンライン、弥生給与 Next、やよいの給与明細 Next、Misoca
対応手順
弥生会計、やよいの青色申告を利用している
弥生会計、やよいの青色申告と連携しない場合(※) | ネットワーク製品以外 お申し込みから利用開始までの流れ 専用申込フォーム(会計連携を利用されないお客さま) |
弥生会計 ネットワーク お申し込みから利用開始までの流れ 専用申込フォーム(会計連携を利用されないお客さま) | |
弥生会計、やよいの青色申告と連携する場合(※) | ネットワーク製品以外 お申し込みから利用開始までの流れ 専用申込フォーム(会計連携を利用されるお客さま) |
弥生会計 ネットワーク お申し込みから利用開始までの流れ 専用申込フォーム(会計連携を利用されるお客さま) | |
複数事業所データの申込後に弥生会計、やよいの青色申告との連携が必要となった場合 お申し込みから利用開始までの流れ 専用申込フォーム(複数事業所データの申込後に会計連携が必要となったお客さま) |
※弥生会計製品と仕訳連携設定しているか不明な場合は、スマート証憑管理から確認してください。
弥生会計製品との仕訳連携の流れ
弥生販売、やよいの見積・納品・請求書、弥生給与、やよいの給与計算、やよいの顧客管理を利用している
<弥生販売 ネットワーク>
お申し込みから利用開始までの流れ
専用申込フォーム(会計連携を利用されないお客さま)
<上記以外の製品>
お申し込みから利用開始までの流れ
専用申込フォーム(会計連携を利用されないお客さま)
お申し込みはサービス契約ID(お客様番号)単位となります。複数のサービス契約ID(お客様番号)でお申し込みの場合はそれぞれお申し込みください。