値引きの入力をしたい 弥生販売 サポート情報

ID:ida25576

弥生販売では見積書、受注伝票、売上伝票、仕入伝票※と入金伝票、出金伝票※で値引きを入力できます。
※仕入伝票と出金伝票は弥生販売 スタンダードにはありません。

適格返還請求書(返還インボイス)を発行する場合

適格返還請求書(返還インボイス)は、売上伝票で値引きを入力したときのみ発行できます。
弥生販売で適格返還請求書(返還インボイス)を発行したい

値引き金額が税込10000円未満の場合

2023年10月1日以降の売上分に対する値引きや返品は適格返還請求書(返還インボイス)を発行しますが、税込10000円未満の場合は発行義務は免除されます。

ここでは例として、売上伝票と入金伝票での値引きの入力について説明します。
他伝票での値引きの入力は、読み替えて確認してください。

売上伝票で値引きする方法
入金伝票で値引きする方法

売上伝票で値引きする方法

売上時の値引きには以下の2とおりの方法があります。
商品ごとに値引きを入力する
一括値引き(取引全体の値引き)を入力する

請求明細書のデジタルインボイス送信を行う場合、[単価]にマイナス値の入力はできません。[数量]または[金額]でマイナス値の入力を行ってください。


商品ごとに値引きを入力する

値引き対象の商品と同じ課税区分を選択して、値引きの入力を行います。
売上伝票では以下のように入力します。
00022576_001D

[内訳]に「値引」を選択します。
[商品コード]に値引き対象の商品を選択します。
[数量]に値引数量をマイナス数量で入力します。
[単価]に値引分の単価を入力します。[数量]と[単価]から自動計算され、[金額]がマイナスの赤字で表示されます。
[課税区分]に値引き対象の商品と同じ課税区分を選択します。
  • 値引での数量の入力は、在庫数には影響しません。
  • 上記の例では、値引き後の金額(税抜額)に対して消費税を計算します。

一括値引き(取引全体の値引き)を入力する

事前準備を行ってから、値引きの入力を行います。


値引きの金額を課税として扱う
どの課税区分(消費税率)の商品に対して値引を行うか、選択して値引きの入力を行います。
00022576_002D
[内訳]に「値引」を選択します。
[商品コード]に値引き用の商品コードを選択します。
[金額]にマイナスを付けた値引き額を入力します。
[課税区分]で該当する課税区分(消費税率)を選択します。
  • 複数の課税区分(消費税率)で値引きの課税区分が異なる場合は、課税区分ごとに値引きを入力します。
  • 値引き後の金額(税抜額)に対して消費税を計算します。
  • 値引きは適格返還請求書(返還インボイス)として発行する際に、適格請求書(インボイス)とあわせて発行することが可能です。
    値引きを適格返還請求書(返還インボイス)として扱うために必要な内容についての詳細は、以下を確認してください。
    弥生販売で適格返還請求書(返還インボイス)を発行したい

値引きの金額を課税対象外として扱う
請求金額からポイント支払分を差し引きする必要がある場合など、内訳[通常]の商品に対して通常どおり消費税を計算した後に課税対象外として値引きする場合は、以下のように売上伝票の入力を行います。
00022576_003B
[内訳]を必要に応じて[値引]に変更します。
[商品コード]に値引き用の商品コードを選択します。
[金額]にマイナスを付けた値引き額を入力します。
[課税区分]に「対象外」を選択します。
  • 上記で値引きの入力を行うと、内訳[通常]の金額に対して消費税を計算します。 
     [税抜額]欄:内訳[通常]の金額の合計額-[課税区分]対象外で入力した金額
     [消費税額]欄:内訳[通常]の金額の合計額に対し計算された消費税額
     [合計]欄:[税抜額]+[消費税額]
  • 値引きは適格返還請求書(返還インボイス)として発行する際に、適格請求書(インボイス)とあわせて発行することが可能です。
    値引きを適格返還請求書(返還インボイス)として扱うために必要な内容についての詳細は、以下を確認してください。
    弥生販売で適格返還請求書(返還インボイス)を発行したい

入金伝票で値引きする方法

入金伝票での値引きは、以下の注意を確認のうえ操作を行ってください。
  • 入金伝票では課税区分(消費税率)を指定できません。
  • 入金伝票での値引きは適格返還請求書(返還インボイス)に対応していません。
    適格返還請求書(返還インボイス)として発行するには、売上伝票で値引きの入力を行ってください。
  • 請求明細書や請求締切一覧表では入金額として値引き分も合わせて表示されます。
  • 入金伝票での値引き額は、入金日報、入金月報、入金明細表で確認できます。売掛残高一覧表や得意先元帳では、入金額として表示します。
  • 入金伝票での値引きは、売上日報や売上月報等の売上レポートには表示されません。
  • 弥生会計(やよいの青色申告)へ仕訳転送を行う場合、入金伝票の入金日に応じた消費税率で仕訳を作成します。勘定科目「売上値引高」の使用は可能ですが、「課税売上返還」の税区分は使用できません。

事前準備

入金区分に「値引き」の区分を作成します。
  • クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[入金区分]をクリックします。
  • [入金分類]で「その他」を選択して、[内訳名]の空いている箇所に「値引き」と入力します。 入力が終わったら、[閉じる]をクリックして[入金区分]画面を閉じます。

入金伝票で値引きを入力する方法

以下の請求に関する入金を例として、入金伝票の入力内容を説明します。
請求額 679,104円
入金額(振込) 679,100円
不足分(値引き) 4円
00022576_005B
振込での入金額679,100円を入力し、値引きで処理する4円を「値引き」の入金区分を使用して登録します。

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