地代家賃、利子割引料、税理士・弁護士報酬、修繕費の内訳で、登録された取引に複数の税区分・税率が設定されていてかつ、複数(2か所以上)の支払先がある場合は、[事業割合]を設定することができないため、家事按分ができません。
税区分・税率ごとに家事按分を行い、登録済みの取引を修正します。
例)
[勘定科目]地代家賃
[家事按分割合]事業割合(40%):家事割合(60%)
※利子割引料、税理士・弁護士報酬、修繕費の内訳も同様の手順となりますので、読み替えて確認してください
2.登録された取引(地代家賃の取引)を修正する
3.「地代家賃の内訳」を入力する
1.登録された取引(地代家賃の取引)を検索する
- メインメニューの[かんたん取引入力]をクリックします。[かんたん取引入力]画面が表示されます。
- [取引の一覧]で「20**/01/01~20**/12/31」を選択して[絞り込み]をクリックします。
- [科目]で[地代家賃]を選択して[検索]をクリックします。
登録された地代家賃の取引が絞り込まれて表示されます。
2.登録された取引(地代家賃の取引)を修正する
- 登録された地代家賃の取引を[事業割合(40%)]の金額に修正します。
1月分の取引をダブルクリックして[税込金額]を修正します。
複数(2か所以上)の支払先がある場合は、支払先ごとの[事業割合]の金額に修正します。
- [上書き保存]をクリックします。 2月以降の取引も同様の方法で[事業割合(40%)]に修正して上書き保存します。
3.「地代家賃の内訳」を入力する
- メインメニューから[確定申告]をクリックします。「Step2 収支内訳書の作成」の[開始]をクリックします。
- [4.その他の経費]まで手順を進め、[地代家賃の内訳]を表示します。
- 支払先名、支払先の住所(大家さんの氏名・住所)または(不動産会社の会社名・住所)を入力します。支払先の住所は物件の住所ではなく、賃貸借契約書などに記載されている支払先の住所を記載します。
- 「家事按分する」にチェックを付けて、家事按分前の金額と事業分の金額を支払先1、支払先2をそれぞれ入力します。※権利金は保証金や礼金を入力する場合、敷金のように後で返金されるものは除きます。
- 「賃借料の合計金額」[A]と「[かんたん取引入力]画面で登録した地代家賃の合計」[B]の金額が一致していることを確認します。
- [保存して次へ]をクリックします。