確定申告、業務の流れ(個人)
所有権移転ファイナンス・リース契約の仕訳(処理)方法

ID:ida25593

所有権移転ファイナンス・リース契約の場合は固定資産を購入した仕訳をします。

【例】
リース契約総額が750,000円(利息含む)の契約を行い、コピー機の引き渡しが行われた。
リース契約は所有権移転のファイナンス・リース契約である。

【仕訳】
借方勘定科目借方金額貸方勘定科目貸方金額摘要
工具器具備品 750,000円未払金750,000円コピー機リース代金

※中小企業の会計処理基準では「リース債務」という科目が用いられますが、「未払金」で処理しても差し支えありません。


【例】
リース料が引き落とされた

【仕訳】
借方勘定科目借方金額貸方勘定科目貸方金額摘要
未払金23,000円普通預金23,000円リース料支払い

契約書にリース契約金額とリース手数料の金額が明記されていて、毎月のお支払い金額においてリース代金とリース手数料の内訳が分かる場合は、以下の方法で仕訳をすることができます。

【例】
リース契約総額が750,000円(内利息30,000円)の契約を行い、コピー機の引き渡しが行われた。
リース契約は所有権移転のファイナンス・リース契約である。

【仕訳】
借方勘定科目借方金額貸方勘定科目貸方金額摘要
工具器具備品 720,000円未払金720,000円コピー機リース代金

【例】
リース料(元金20,000円、利息3,000円)が引き落とされた

【仕訳】
借方勘定科目借方金額貸方勘定科目貸方金額摘要
未払金20,000円普通預金23,000円コピー機リース代
支払利息(利子割引料)3,000円リース手数料

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