電子マネーは、一般的にチャージしたときではなく使ったときに経費になります。
そのため電子マネーをチャージしたときは、預け金などで処理し、
使ったときはその預け金を取り崩した処理をします。
【例】
電子マネーに現金10,000円をチャージした
その後、電子マネーを使って電車代2,000円を支払った
【仕訳】
・電子マネーにチャージしたときの仕訳借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要 |
預け金 | 10,000円 | 現金 | 10,000円 | チャージ料 |
・電車代を支払ったときの仕訳
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要 |
旅費交通費 | 2,000円 | 預け金 | 2,000円 | 電車代 |
※勘定科目は代表的なものを記載しています。
預け金の代わりに、前払費用や仮払金などを使っても問題ありません。
振り替える処理方法もあります。
【例】
電子マネーに現金10,000円をチャージした
その後、電子マネーを使って電車代2,000円を支払った
決算時の電子マネーの残高は8,000円だった
【仕訳】
・電子マネーにチャージしたときの仕訳借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要 |
旅費交通費 | 10,000円 | 現金 | 10,000円 | チャージ料 |
・電車代を支払ったときの仕訳
仕訳なし
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要 |
預け金 | 8,000円 | 旅費交通費 | 8,000円 | 期末振替 |