
預金利息は、源泉所得税、復興特別所得税、地方税が差し引かれています。
預金利息が振り込まれたときの処理方法は、差し引かれた税金も仕訳する方法と、入金金額のみを仕訳する方法の2つがあります。
差し引かれた税金は、「法人税、住民税及び事業税」または「租税公課」の勘定科目で処理します。
【例】
預金利息2,000円から税金が406円差し引かれ1,594円が入金された。
【仕訳】
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要 |
普通預金 | 1,594円 | 受取利息 | 2,000円 | 預金利息 |
法人税、住民税及び事業税 | 406円 | 所得税など |
※源泉所得税、復興特別所得税、地方税は分けて入力しても問題ありません。
差し引かれた税金の金額が不明な場合は預金利息明細書(計算書)でご確認ください。
・入金金額のみで仕訳する方法
入金金額をそのまま「受取利息」で処理します。
【例】
預金利息2,000円から税金が406円差し引かれ1,594円が入金された。
【仕訳】
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要 |
普通預金 | 1,594円 | 受取利息 | 1,594円 | 預金利息 |
※2つの方法のどちらで処理するかは任意で選択できます。
法人税申告書の作成や入力の手間等などを考慮し、管理しやすい方法で処理してください。