確定申告、業務の流れ(個人)
外貨の取引があったときはいつのレートで処理すればよいですか?

ID:ida829

一般的に売上や仕入がある場合は、その日のレートで処理します。

・売上時の仕訳

【例】
500ドルの売上があった。その日のレートは1ドル110円 代金は後日入金される。
売上の金額は、500ドル×110円=55,000円です。

【仕訳】
 借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要 
 売掛金 55,000円 売上 55,000円 ○月分 売上


・入金時の仕訳

【例】
上記の売上の代金が入金された。入金日のレートは1ドル111円の場合
入金金額は、500ドル×111円=55,500円です。
売掛金との差額は、「為替差益」や「雑収入」で処理します。

【仕訳】
 借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額  摘要
 普通預金 55,500円 売掛金 55,000円○月分売上入金 
   雑収入     500円 為替差益 

※差額で損失がでた場合は、「為替差損」や「雑損失」で処理します。
※それぞれの日の為替レートは、TTSレート(電信売相場)とTTBレート(電信買相場)の仲値、
  いわゆる 「TTMレート」を使います。

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