[部門設定]画面で部門の削除を実行すると、以下のメッセージが表示され、削除できない場合があります。
それぞれのメッセージが表示された場合は、以下の手順で確認し、修正してください。
既に仕訳で使用しているため、削除できません。
弥生会計では、仕訳で使用している部門を削除することはできません。
仕訳で使用している部門を削除しようとすると、「「****」は既に仕訳で使用しているため、削除できません。」と表示されます。
メッセージが表示された場合は、以下の手順より仕訳日記帳や総勘定元帳で、削除する部門が使用されていないか確認し、修正してください。
ここでは、[仕訳日記帳]で、削除したい部門として「第2営業課」を確認する方法を説明します。
- クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[仕訳日記帳]をクリックします。
- [検索]をクリックし、[基本]タブを選択します。
- [部門]にチェックを付け、[▼]から「第2営業課」を選択します。
- [OK]をクリックします。削除する部門が使用された取引が表示された場合は、別の部門へ変更するなど、必要に応じて修正または削除をしてください。伝票から入力した仕訳を[仕訳日記帳]などの帳簿から修正することはできません。
修正したい仕訳行をダブルクリックし、伝票画面で修正を行います。 - 修正が完了しましたら、クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[部門設定]をクリックします。
- 削除したい部門を選択し、[削除]をクリックします。
- 「「第2営業課」を削除します。よろしいですか?」のメッセージが表示されましたら[はい]をクリックし、部門が削除されたことを確認します。
残高があるため、削除できません。
弥生会計では、残高のある部門は削除できません。
残高のある部門を削除しようとすると「残高があるため削除できません」と表示されます。
メッセージが表示された場合は、[科目残高入力]画面で前期繰越残高を確認し、前期繰越残高がある場合は、以下の手順から修正してください。
- クイックナビゲータの[事業所データ] カテゴリから[年度切替]をクリックし、前年度を選択します。
- [OK]をクリックし、タイトルバーに前年度の会計期間が表示されていることを確認します。
- 前年度の画面で、クイックナビゲータの[事業所データ] カテゴリから[次年度更新]をクリックします。
- [各部門の残高を事業所残高に反映する]を選択し、[更新]をクリックします。
- 前年度で修正した内容が反映された状態で本年度が開きます。タイトルバーに本年度の会計期間が表示されていることを確認します。
[次年度への残高更新]画面で、[各部門の残高を事業所残高に反映する]を選択すると、前年度で各部門に分けて管理していた残高が、本年度では「事業所(全社)」に集計されます。
複数の部門を管理し、今年度で削除しない部門がある場合は、削除しない各部門の[前期繰越残高]を手入力する必要があります。
クイックナビゲータの[導入] カテゴリから[科目残高入力]をクリックし、[部門]を選択します。
[勘定科目][補助科目]それぞれの[前期繰越残高]を入力してください。 - クイックナビゲータの[導入] カテゴリから[部門設定]をクリックします。
- 削除したい部門を選択し、[削除]をクリックします。
- 「「第2営業課」を削除します。よろしいですか?」のメッセージが表示されたら[はい]をクリックし、部門が削除されたことを確認します。