給与(賞与)手続きから、仕訳を記帳しようとすると、以下のメッセージが表示される場合があります。
このメッセージが表示された場合、以下の内容を上から順に確認します。
- メニューの[手続き]をクリックし、手続き一覧から確認したい給与(賞与)の手続きをクリックします。
- やることリスト「勤怠情報を入力し、支給額・控除額等の算出・確認をする」の[勤怠情報を入力し、支給額を確認する]をクリックします。
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明細対象一覧から、従業員名をクリックし、[明細(入力)]画面を開いて、現物支給額に数字が入っているか確認します。
入っている場合、「再計算」をクリックします。
自動計算している明細項目を手修正している場合、「再計算」を実行すると自動計算の金額に戻ります。必要に応じて改めて手修正の値に変更してください。自動計算している明細項目を手修正している場合、金額が青字で表示されています。
「再計算」の結果、現物支給額が実際の支給額と一致する場合は、明細書を「保存」して、やることリストの「給与(賞与)の仕訳を記帳する」にメッセージが表示されなくなったことを確認後、仕訳データのダウンロードを行ってください。
現物支給が実際に支給額と異なる場合は、次の手順で[明細項目管理]の設定を確認してください。
[明細項目管理]で「計算や集計での取り扱い」の設定を確認する
現物で支給している項目がある場合、[明細項目管理]で「計算や集計での取り扱い」の設定が「現物」になっているか確認します。
- [設定]メニューから[明細項目管理]の「支給」をクリックします。
- 現物で支給している項目の「歯車」をクリックして、「明細項目の設定」を開きます。
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「計算や集計での取り扱い」で、「現物」にチェックが付いているか確認します。
チェックが付いていない場合、チェックを付けて保存をクリックします。
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設定を変更後、再度「明細(入力)」画面を開いて、現物支給額が正しく表示されるか確認します。
明細項目の設定を変更した後、明細画面を開こうとすると、「明細項目が更新されています。反映しますか? 」と表示されます。
「更新を反映」をクリックして、変更を反映してください。
なお、「更新を反映」をクリックすると、既に計算済みの[明細(入力)]の内容はすべて破棄されて初期状態に戻ります。 -
メニューの[手続き]をクリックし、手続きを選択後、改めて「給与(賞与)の仕訳を記帳する」を開き、仕訳データのダウンロードを行ってください。
差額があるまま仕訳データのダウンロードを行った場合
「現物支給額」のみを手入力するなど、差額があるまま仕訳データのダウンロードを行った場合、差額については「仮受金」の勘定科目として仕訳が生成されます。
『弥生会計』にて仕訳のインポートを行った後、『弥生会計』で適切な勘定科目へ修正を行ってください。