
「ScanSnap Cloud」を使ってレシート・領収証を取り込む場合、あらかじめ「ScanSnap Home」のインストールや「スマート取引取込」への連携、レシート・領収証の取り込みの設定などが必要です。
- 「ScanSnap Cloud」の準備
「ScanSnap Cloud」の使用を開始するために必要な機器の設定や確認、「ScanSnap Home」のインストールを行います。
「ScanSnap Cloud」の準備 - 「スマート取引取込」への連携
インストールした「ScanSnap Home」を起動し、データの保存方法や「スマート取引取込」で連携させる事業所を選択します。
- 「ScanSnap Home」を起動し、画面に従って「ScanSnapアカウント」でサインインします。
「ScanSnap Cloudを利用する」のチェックをつけて「OK」をクリックします。
サインイン済みの場合はメニューバーの[設定]-[環境設定]をクリックし、左側の「アカウント」メニューから画面を表示します。
- メニューバーの[設定]-[スキャン設定]をクリックし「プロファイル編集」を行います。
- 「ScanSnap Cloudに送る」を選択し「原稿種判別」で「自動的に文書/名刺/レシート/写真に判別し、それぞれの設定で読み取ります」を選択します。
- 「自動的に文書/名刺/レシート/写真に判別し、それぞれの設定で読み取ります」を選択した場合
「原稿種別」ごとに保存先のサービスを設定できます。
この場合、[レシート]に対して「弥生」との連携を選択してください。
-[レシート]以外では「弥生」は選択できません。
-[レシート]以外も「原稿種別」ごとに保存先のサービスを選択する必要があります。 - 「文書/名刺/レシート/写真を判別せず、同じ設定で読み取ります」を選択した場合
スキャンしたすべての原稿を、1つのサービスに保存します。
「弥生」以外でクラウドサービスを利用されていないなど、保存先のサービスを「原稿種別」ごとに連携できない場合に選択します。
- 「自動的に文書/名刺/レシート/写真に判別し、それぞれの設定で読み取ります」を選択した場合
- 「レシート」のタブで「選択」をクリックします。
サービス選択の画面が別ウィンドウで表示されます。 - 「弥生」を選択し、[選択する]ボタンをクリックします。
ログイン画面が表示されます。 - 弥生IDとパスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。
弥生IDを入力する画面が表示されない場合「ScanSnap Home」のバージョンが古い可能性があります。
その場合はオンラインアップデートを実行して最新バージョンに更新してください。 - 連携させる事業所名をクリックし、確認画面が表示されたら[連携する]をクリックします。
以下の画像は、『やよいの青色申告 オンライン』を連携させる場合の画面です。
アクセスの許可画面が表示されます。 - [許可する]をクリックします。
レシート・領収証の保存方法選択画面に戻ります。 - 設定した「原稿種別」の[サービス名]に「弥生」が表示されていることを確認し、[保存]をクリックします。
「自動的に文書/名刺/レシート/写真に判別し、それぞれの設定で読み取ります」を選択する場合、「原稿種別」ごとにすべて保存先のサービスを選択しないと処理を完了することができません。
「弥生」以外でクラウドサービスを利用されていないなど「原稿種別」ごとにすべて保存先のサービスを選択できない場合は、「原稿種判別」で「文書/名刺/レシート/写真を判別せず、同じ設定で読み取ります」を選択してください。
- 「プロファイル編集」画面に戻りますので画面を閉じます。
- 「ScanSnap Home」を起動し、画面に従って「ScanSnapアカウント」でサインインします。
■スキャナ保存制度オプションを利用する場合 「ScanSnap Cloud」で取り込んだレシート・領収証を、スキャナ保存制度オプションを利用し「スマート取引取込」に転送するための設定を行います。
- 上記手順2、3と同様に「プロファイル編集」画面を開きます。
- 「ScanSnap Cloudに送る」を選択し「詳細設定…」をクリックします。
- 「原稿種別」で「レシート」を選択し「スキャン」タブを開き、[スキャンモード]で「e-文書モード」を選択します。
- [OK]ボタンをクリックして、設定を保存します。