
マルチデータは、直接『弥生会計 プロフェッショナル(スタンダード)』で開くことができません。マルチデータを『弥生会計 プロフェッショナル(スタンダード)』で開くには、[データ送受信機能]を使用します。
ここでは、『弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザー』『弥生会計 ネットワーク』で作成したマルチデータを『弥生会計 プロフェッショナル(スタンダード)』に変換する方法を説明します。
マルチデータから変換用データファイルを作成する
[データ送受信機能]を利用して、変換用データファイルを作成します。- 『弥生会計 ネットワーク(プロフェッショナル 2ユーザー)』を起動します。
- クイックナビゲータの[事業所データ]カテゴリから[データの選択]をクリックして、『弥生会計 プロフェッショナル(スタンダード)』に移行するデータを開きます。※この時、ログイン画面で[排他モードで起動]にチェックを付けます。
- [ファイル]メニューの[データ送信]を選択します。
- 送信方法で[ファイル]を選択して、任意の保存場所とファイル名を指定します。[送信するデータの設定]で[すべてのデータを送信する]を選択し、[暗証番号を設定する]のチェックを外して[OK]をクリックします。
- 「データ送信は正常に終了しました。」と表示されたら、[OK]をクリックします。
『弥生会計 プロフェッショナル(スタンダード)』で開きたいデータが複数ある場合は、手順2~5の操作を繰り返します。
『弥生会計 プロフェッショナル(スタンダード)』で変換用データファイルを読み込む
『弥生会計 プロフェッショナル(スタンダード)』の[データ送受信機能]を利用して、変換用データファイルを読み込みます。
- 『弥生会計 プロフェッショナル(スタンダード)』を起動します。
- [ファイル]メニューの[受信データの取り込み]をクリックします。
- [受信データの選択]画面が表示されます。
[受信データ]の[名前]に、取り込む受信データが表示されている場合は、取り込む受信データを選択して、[開く]をクリックします。手順8へ
[受信データ]の[名前]に、取り込む受信データが表示されていない場合は、[参照先の設定]をクリックして、取り込む受信データの保存先を追加します。ここでは、USBメモリに保存されている受信データを復元するため、[参照先の設定]をクリックします。 - [参照先の設定]画面が表示されます。
[フォルダーを追加]をクリックします。
- [USBドライブ]を選択して、[OK]をクリックします。
- [参照先の設定]画面に[USBドライブ]が追加されたことを確認して、[OK]をクリックします。
- [受信データの選択]画面に戻り、表示された受信データを選択して[開く]をクリックします。
- [受信データの取り込み]画面が表示されます。[事業所データの保存先の指定]の[保存場所][事業所データ名]を確認します。[事業所データ名]は、取り込み後の事業所データ名を入力します。変更する場合は、直接[事業所データ名]を手入力します。
[バックアップ先の指定]で、取り込み前に事業所データのバックアップが行われます。バックアップファイルの保存場所を確認して、バックアップの[ファイル名]を入力し[取込]をクリックします。受信データの取り込み場所に、同じ名前の事業所データが存在する場合は、下図のメッセージが表示されます。
[OK]をクリックし、[事業所データ名]を直接変更して再度[取込]をクリックします。 - 「データの取り込みは正常に終了しました。」とメッセージが表示されたら[OK]をクリックします。
- 「受信取り込みを行った事業所データを開きますか?」のメッセージが表示されます。 [はい]をクリックして、データ内容を確認します。