弥生会計では、給与(賞与)の明細を入力して[給与明細書(賞与明細書)]を作成することができます。さらに、給与(賞与)の明細データを基に、仕訳を書き出すこともできます。
- [給与明細書]は12か月分、[賞与明細書]は4回分まで作成できます。
- [年末調整]には対応しておりません。
- 従業員は最大12名まで登録できます。
年末調整を行いたい場合、または13名以上の従業員を管理する場合は、弊社の弥生給与、やよいの給与計算の導入をご検討ください。
明細書の作成方法
ここでは例として給与明細書を作成する場合の画像を使用しています。
- [拡張機能]メニューの[給与明細書]から[給与明細]をクリックします。[給与データ作成]画面が表示されます。
- [支給日]に給与の支給日を設定し[OK]をクリックします。[▼]をクリックして該当する支給日を選択するか、または支給日を手入力します。
給与の支給日設定では、給与支払い開始を[会計期間]の[期首日]とし、支給日が含まれる月を処理月として、給与の開始月が決まります。
支給日に[25]と入力すると、会計期間が[1月1日~12月31日]の場合、最初の[25]日が含まれる「1月分給与」から処理月が始まります。
期中導入で「4月分給与」から始める場合は、[月変更]をクリックし、「4月分給与」まで[次の月へ]をクリックして変更します。 - [給与明細]画面が表示されます。[支給区分]の[▼]から作成したい明細書を選択します。
- [支給日]を確認します。[支給日]が休日に当たる場合は、[支給日]を直接変更できます。[▼]をクリックすると表示されるカレンダーからも設定できます。
- [明細項目]をクリックして、明細項目の設定を確認し必要に応じて設定します。
項目 説明 状況 明細項目の「使用」「未使用」を選択します。実際の入力画面や明細書の印刷では、「使用」の明細項目のみ表示されます。明細項目は、7項目まで登録できます。 名称 項目名を全角6文字(半角12文字)以内で入力します。 属性 ※[勤怠・単価]タブのみ
時間を入力する明細項目は「勤怠」を選択し、金額を入力する明細項目は「単価」を選択します。 - [従業員]をクリックして、従業員の登録を行います。[追加]をクリックして[コード](必要に応じて半角4文字(全角2文字)以内)、[氏名](全角7文字(半角14文字)以内)を入力し、[登録]をクリックします。
※従業員は、最大12名まで登録ができます。
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[勤怠・単価]、[支給額]、[控除額]の明細項目に金額等を入力します。差引支給額:[支給合計]-[控除合計](自動計算されます。)
振込支給額:手入力します。(自動計算はされません。)
現金支給額:[差引支給額]-[振込支給額](自動計算されます。)
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明細書の印刷を行う場合は[印刷]をクリックします。
[印刷]画面が表示されます。 - [書式]の[▼]をクリックして、印刷する書式を選択します。
特定の従業員のみ印刷する場合は、[従業員の選択]で[選択]をクリックして[▼]から印刷する従業員を選択します。
書式 弥生336001 弥生専用用紙に、印刷する場合に選択します。 A4/縦 当月の[給与明細書一覧表]として印刷する場合に選択します。 A4/横 従業員ごとに切り離して、[給与明細書]として配布する場合に選択します。 - [OK]をクリックして印刷を行います。
処理月度<次月への更新>の変更方法
- [拡張機能]メニューの[給与明細書]から[給与明細]をクリックします。[給与明細]画面が表示されます。
- [支給区分]の[▼]から処理月度を変更したい明細書を選択します。
- [月変更]をクリックします。
- [処理月変更]の画面が表示されます。 [次の月へ]をクリックします。
- 「今月の明細データをコピーしますか?」のメッセージが表示されます。
[はい]をクリックすると、当月の明細項目に入力した金額等が次月の明細項目にコピーされます。
[いいえ]をクリックした場合は、次月の明細項目の金額等はすべて0に変更されます。
明細データのコピーは[次の月へ]移動する1回目限り
処理月の変更の際に行われる明細データのコピーは、初めて次の月へ処理月を変更するときのみ行うことができます。[前の月へ]で戻って、追加や変更した後に、[次の月へ]で処理月を変更しても次月へは反映されません。