データ送信完了後にエラーが表示され、弥生会計が強制終了する場合があります。
Microsoft Office Outlook 2016 64bit版を使用している場合、データ送信で一定以上(※)時間をかけて操作を行うと、上記現象が発生することがあります。
(※)一定以上の時間とは、およそ20秒から25秒の間が目安です。
この時間の長さは、お客さまのご利用環境によって変わるため、目安よりも短い時間の場合に発生することも考えられます。また、目安よりも長い時間をかけて操作を行っても現象が発生しない可能性もあります。
以下の回避手順から、いずれかを行ってください。
この現象はOffice側の制限事項によるものです。
<制限事項の内容>
64bit版のMicrosoft Office Outlook 2016をインストールすると、既にインストールされている他の32bit版ソフトウェアとの間で互換性の問題が生じる場合があります。
弥生会計は64bit版のWindows OSで動作しますが、プログラム自体は32bit版のアプリケーションソフトであるため、この制限事項に該当します。
[データ送信]の送信方法を変更する
[データ送信]の送信方法を[電子メール]から[ファイル]に変更します。- [ファイル]メニューから[データ送信]をクリックします。
- [データ送信]画面で[送信方法]を[電子メール]から[ファイル]に変更します。
わかりやすい「保存場所」に変更するため、[参照]をクリックします。
- 「名前を付けて保存」の画面で、ファイルの保存場所を設定します。
デスクトップなどわかりやすい場所を選択して、「保存」または「開く」をクリックします。
- [データ送信]の画面に戻りますので、「OK」をクリックします。 ※暗証番号を設定しない場合は、「暗証番号を設定する」のチェックを外します。
- 「データ送信を正常に終了しました」の画面が表示されましたら、[OK]をクリックします。
- メールソフトを起動します。
デスクトップなどに保存した送受信ファイルをメールに添付して、通常のメールと同様に送信してください。
メールに送受信ファイルを添付する方法は、お使いのコンピューターメーカーにお問い合わせください。
メールソフトを起動後、20秒以内に操作を完了させる
メールソフトを起動してから、20秒以内に操作を完了させます。- メモ帳やワードなどを起動して、メールの本文を作成します。
- 弥生会計を起動して、[データ送信]を行います。 [データ送信]の送信方法は、「電子メール」を選択します。
- 各項目に必要に応じて入力を行い、[OK]をクリックします。
- メールソフトが起動しましたら、「手順1」で作成したメール本文をコピー・貼り付けをします。
貼り付けが完了しましたら、送信を行います。
メールへのコピー貼り付け操作は、お使いのコンピューターメーカーにお問い合わせください。