[残高試算表](または[補助残高一覧表])で部門を複数(またはすべての部門)指定して、Excel書き出しを行うと「起動モジュールは動作を停止しています」とエラーが表示されて、弥生会計が強制終了する場合があります。
<発生条件>
Excel2013(32ビット版)を使用しており、Excel書き出しの際に部門数(※)を多く設定している場合
※お客さまのご使用状況によって、現象が発生する部門数は異なりますが、書き出しを行う部門数の目安としては30件前後です。
<現象が発生する画面>
- 残高試算表(月次・期間)
- 残高試算表(年間推移)
- 補助残高一覧表(月次・期間)
- 補助残高一覧表(年間推移)
<現象が発生する原因>
Excel2013(32ビット版)の内部処理が変更されたことにより、一度に書き出す部門数(シート数)が多いとメモリ不足となりエラーが発生します。
<回避(対処)方法>
Excel書き出しを行う部門数を減らし、何回かに分けて書き出しを行います。以下の手順をご確認ください。
この現象が発生する製品は、以下のとおりです。
- 弥生会計 プロフェッショナル
- 弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザー
- 弥生会計 ネットワーク
- 弥生会計 AE
※弥生会計 スタンダード、やよいの青色申告には、部門管理機能はありません。
ここでは、[残高試算表(月次・期間)]のExcel書き出しを例に説明します。
- クイックナビゲータ[集計]カテゴリから[残高試算表(月次・期間)]をクリックします。
- [残高試算表(月次・期間)]画面で[Excel]をクリックします。[Excelへの書き出し]画面が表示されます。
- [出力する部門]の[選択]にチェックを付けます。
- [▼]をクリックして、ドロップダウンリスト表示させて、選択されている部門数を20件以下に減らします。
お客さまの使用状況によって、Excel書き出しを行うことができる部門数は異なります。20件でエラーが発生した場合は、さらに部門数を減らして書き出しを行ってください。
- [出力する期間]を選択して、[OK]をクリックします。
部門数が多い場合は、手順2から手順5の操作を繰り返します。