給与を日割りで計算するには、まず[明細項目<項目別>]画面の[一般]タブにある[日割計算対象]のチェックを確認します。
チェックが付いている明細項目が日割計算の対象になります。
チェックの有無を正しく設定したあと、明細入力画面で日割計算を実行します。
- クイックナビゲータの[給与支払]カテゴリから[明細入力]をクリックします。
- 日割計算を行う従業員を表示します。
- [編集]メニューの[日割計算]をクリックします。
- 所定就労日の日数と、実際に出勤した日数を入力して、[OK]をクリックします。
計算単価を使用している明細項目の日割計算について
計算単価の対象となる支給項目が日割計算対象の場合は、日割計算後の金額を使用して計算単価が計算されます。そのため、その計算単価を使用している明細項目も、日割計算後の金額を使用して計算されます。
例)- 日割計算により、「基本給(月給)」200,000円が100,000円になった
- 「基本給(月給)」が残業手当の[計算単価]の対象
- 1か月の所定労働時間は160時間
200,000円÷160時間=1,250円
日割計算を行った場合の、1時間当たりの残業単価
100,000円÷160時間=625円
この結果、[計算単価]が625円のまま残業手当が計算されます。
日割計算前の金額を使用して明細項目を計算したい場合は、手計算して給与明細を修正してください。
通勤費の日割計算について
通勤費の日割計算はできません。通勤費を日割りで支給する場合は、日割り額を手計算して、明細に直接入力してください。
日割計算をやり直したい場合
日割計算をやり直したい場合は、[再計算]をクリックして日割計算する前の値に戻してから、再度日割計算をしてください。