初期設定の状態では明細書に時間単価や残業単価の印刷はできません。ただし、カスタム計算式の応用でこれらの単価を印刷することができます。
通常、弊社カスタマーセンターでは、カスタム計算式の機能に関するお問い合わせのみ受け付けており、カスタム計算式の操作や設定方法についての案内は行っておりません。以下に例題をあげていますが、カスタム計算式の編集内容に関するご案内はカスタマーセンターでは行えませんのでご了承ください。
例1:時間給の単価を明細書に印刷する方法
- クイックナビゲータの[給与支払]カテゴリから[明細項目]をクリックして、[明細項目<項目別>]を 開きます。
- 項目グループを[支給]を選択して、[作成]をクリックします。
- [名称]は明細書に印刷する名称([時給単価]など)を入力します。
- [特殊設定]での[集計計算項目として作成する]に必ずチェックを付けて[OK]をクリックします。
- [編集]メニューの[カスタム計算式]をクリックして、[カスタム計算式設定]画面を表示させます。
- [カスタム計算式設定]に表示されている計算式を[CLS]をクリックしてすべて消去します。
- [カスタム計算式設定]の[項目]から[固定単価][[給与]支給]を選択します。
- 項目一覧から[基本給(時給)]を選択して、[選択]をクリックします。
- 計算式の設定が[固定単価[基本給(時給)]]になっていることを確認して、倍率を規定に従って登録します。 (例:「固定単価[基本給(時給)]×1 」など)
- [OK]をクリックして、カスタム計算式を登録します。
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[給与明細書設計]をクリックして、この単価を印刷する箇所を設計します。
例2:計算単価の普通残業単価を印刷する方法
- クイックナビゲータの[給与支払]カテゴリから[明細項目]をクリックして、[明細項目<項目別>]を開きます。
- 項目グループを[支給]を選択して、[作成]をクリックします。
- 名称は明細書に印刷する名称(「残業単価」など)を入力します。
- [特殊設定]の[集計計算項目として作成する]に必ずチェックを付けて、[OK]をクリックします。
- [編集]メニューの[カスタム計算式]をクリックして、[カスタム計算式設定]画面を表示させます。
- [カスタム計算式設定]に表示されている計算式を[CLS]をクリックしてすべて消去します。
- [カスタム計算式設定]の[項目]から[計算単価]を選択します。
- 計算単価一覧から[割増基礎単価]を選択して、[選択]をクリックします。
- 計算式の設定が「計算単価[割増基礎単価]」になっていることを確認し、倍率を規定に従って登録します。
(例:「計算単価[割増基礎単価]×1.25
」など)
- [OK]をクリックして、カスタム計算式を登録します。
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[給与明細書設計]をクリックして、この単価を印刷する箇所を設計します。