月々の給与や賞与の処理を行っていくと、データが蓄積されデータファイルのサイズが大きくなります。
この場合は、過去の給与(賞与)データなどを削除し[データ最適化]を行うことで、データサイズを小さくすることができます。
※[データ最適化]は弥生給与のみの機能です。
過去データを削除する際の注意点
- 賃金台帳の法定保存期間(※)が終了するまでは削除しないことをお勧めします。ただし、過去の年度のバックアップを正しく保管している場合は問題ありません。
※労働基準法上は退職後3年 - 本年度の年末調整の対象となる給与データは削除できません。
- [賞与]は本年度中でも削除できますが、本年度の年末調整に含める賞与データは削除しないでください。
- 削除を指定した[給与(賞与)]以前のデータはすべて削除されます。
- 前年4月度以降の[給与(賞与)]を削除すると、[労働保険料算定基礎賃金集計表]が集計されなくなります。(労働保険の年度更新後であれば削除しても問題ありません)
- クイックナビゲータの[給与支払]カテゴリから[処理月度]をクリックします。
- [過去データ削除]をクリックします。
[過去データ削除]がグレーアウトしているときは、本年度の年末調整の対象となる給与データしか存在しないなど、削除できる過去データがないと考えられます。
この場合は、現在使用していない「金融機関」や「住民税納付先」などの登録を削除した後、手順7に進んでデータを最適化してください。
- [削除終了月度]の[▼]をクリックして、削除する給与データの最終月度を選択します。
- [OK]をクリックします。
- [バックアップ]画面が表示されます。
バックアップの保存場所を変更する場合は、[参照]をクリックして変更します。
- [実行]をクリックします。
- 弥生給与をご利用の場合は、続けて[データ最適化]を行います。[ツール]メニューの[データ最適化]をクリックします。
- [はい]をクリックして給与データサイズを小さくします。
- [バックアップ]画面が表示されます。
「最適化前」など任意の名称を入力して[OK]をクリックしてください。