従業員の保険料の端数処理を「法令に従う」「切り捨て」「四捨五入」「切り上げ」から設定することができます。
端数処理の設定は、[給与規定]の[社会保険]タブで行います。
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[給与規定]をクリックします。
- [社会保険]タブを開きます。
- [従業員保険料(掛金)端数処理]で[健保・介護保険][厚生年金保険][厚生年金基金]それぞれの端数処理を「法令に従う」「切り捨て」「四捨五入」「切り上げ」から選択します。
健康保険料率は、都道府県単位の保険料率を確認してください。
保険料の再計算
社会保険料を従業員の[社保]タブで手修正を行っている従業員については、保険料率や端数処理の設定を変更しても保険料は再計算されません。
手修正した保険料を再計算するには、標準報酬月額を選択し直す必要があります。また、[2以上の事業所勤務]にチェックが付いている従業員については、自動計算を行いません。保険料を直接手入力してください。
「健康保険」「介護保険」「厚生年金(基金)」の1円未満の端数処理方法
事業主と被保険者が負担する保険料に1円未満の端数が生じた場合、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」の規定により、被保険者分の端数が50銭以下のときは、端数分を切り捨て、また50銭を超え1円未満のときは、端数分を切り上げて計算します。
弥生給与(やよいの給与計算)では、[法令に従う]を選択します。ただし、事業主と被保険者の間で特約がある場合には、特約に基づき端数処理をすることができます。