
厚生年金保険は、給与からは標準報酬月額に保険料率を乗じた額から徴収し、賞与からは標準賞与額に保険料率を乗じて算出されます。また、適用事業所に雇用される70歳未満の人が被保険者となります。
給与から徴収する保険料の徴収時期は、事業所によって「当月徴収」「翌月徴収」「翌々月徴収」と異なります。そのため、70歳に達した従業員の厚生年金を非加入に変更するタイミングも違ってきます。
「賞与」から徴収する厚生年金保険料については、賞与の支払日と従業員の生年月日による年齢で判定されるので、「当月徴収」「翌月徴収」などは関係ありません。
このような理由から、給与と賞与で徴収のタイミングが違う場合が考えられるため、[賞与からも徴収]のチェック欄が用意されています。
賞与で厚生年金保険料を徴収する従業員は、[賞与からも徴収]のチェックを付けてください。