雇用保険料が正しく計算されない原因として、以下が考えられます。それぞれの設定内容を確認してください。
保険加入や保険料率の設定に誤りがある
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[給与規定]をクリックします。
- [労働保険]タブを選択します。
- [雇用保険加入]にチェックを付けます。
- 必要な事業区分にチェックを付けます。
- [現在の保険料負担率]欄に保険料負担率を入力します。
4.で複数チェックを付けた場合、各業種の保険料負担率を入力します。
※やよいの給与計算では選択できる業種は1つだけです。 - [率による計算の端数処理]の[▼]から端数処理方法を選択します。
端数処理方法については、事業所の計算方法に合わせて選択してください。
※画像の保険料率は令和6年4月の料率で表示しています。労災保険料率は業種により異なります。
従業員の設定に誤りがある
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[従業員]をクリックします。
- [労保]タブを選択します。
- [雇用保険]の[被保険者]にチェックを付けます。
- 上記<保険加入や保険料率の設定に誤りがある>の手順4で事業区分を複数選択している場合は、従業員ごとに[雇用保険]の[保険料計算区分]を選択します。
※やよいの給与計算では選択できる業種は1つだけです。
明細項目の設定に誤りがある
雇用保険の基礎額(労保対象合計)は、[明細項目]支給項目の設定で決まります。以下の手順に従い、雇用保険料の対象にするかどうかを設定します。
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[明細項目]をクリックします。
- [支給区分]で[給与]を選択して、[項目グループ]で[支給]を選択します。
- [表示]から雇用保険料の対象にする明細項目を選択します。
- [一般]タブの[『支給項目』としての設定]で[賃金<労働保険>]にチェックを付けます。
チェックが付いている明細項目の合計金額が「労保対象合計」です。[明細項目<一覧表>]では[賃金]欄に[○]が付いている明細項目の合計金額が「労保対象合計」です。
※[明細項目<一覧表>]は弥生給与のみの機能です。