退職する従業員の最後に支給する給与計算処理が終了したら、住民税給与所得者異動届資料を印刷します。
なお、給与所得者異動届資料の印刷は、必ず給与の処理月度を次月度に更新する前に印刷してください。
住民税給与所得者異動届資料が作成できない場合
- 給与の処理月度を翌月に更新している
翌月に更新してしまうと、「退職する従業員が存在しない」と判断され、住民税給与所得者異動届資料は印刷できません。
例)締切日:20日、退職日:3月31日の場合
もし、出力せずに翌月に更新してしまった場合は、クイックナビゲータの [給与支払] カテゴリから [処理月度] をクリックして、[月度変更]から前月の給与月度を選択し、[住民税給与所得者異動届資料]を出力します。
出力後は、必ず[月度変更]から当月の給与月度に選択し直してください。 - 給与明細入力画面で[住民税]が0円になっている従業員
クイックナビゲータの[給与支払]タブから[明細入力・明細書の印刷]の画面で、[住民税]が「0円」の場合は、住民税給与所得者異動届資料は印刷できません。
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[従業員]をクリックします。
- [表示]の一覧から退職した従業員を選択し、[一般]タブをクリックします。
- [就業状況]の[変更]をクリックして、[退職 (普通・死亡)] を選択します。
- 退職年月日を入力します。
- 退職する従業員の最後の給与計算を行います。 給与明細書の印刷や資料の作成などは、通常の給与計算処理と同じです。
- クイックナビゲータの[給与支払]カテゴリから[住民税徴収額一覧表]をクリックします。
- [集計]をクリックして[OK]をクリックします。
- [印刷]をクリックします。
- [種類]から[住民税給与所得者異動届資料]を選択します。
- [OK]をクリックします。
住民税給与所得者異動届資料の詳細
- [自治体名][住民コード]は[従業員<個人別>][住民税]タブで確認できます。
※[住民コード]とは、市区町村から通知される「宛名番号」です。 - その他の数値については下記「1」~「5」を参照してください。
1.特別徴収税額:[従業員<個人別>][住民税]タブの[年税額]の金額
2.徴収済税額:賃金台帳で6月度~退職月まで集計した[住民税]の金額
3.未徴収税額:1-2
4.本年社会保険料:賃金台帳で本年1月度~当月まで集計した[社会保険料計]の金額
5.本年給与支給額:賃金台帳で本年1月度~当月まで集計した[課税支給合計]の金額