弥生給与では、入力した情報をテキストファイルで書き出す(エクスポートする)ことができ、エクスポートしたテキストファイルは、他の表計算ソフト(Excelなど)で読み込んで利用することができます。
ただし、エクスポートした[従業員<一覧表>]のテキストファイルをExcelで取り込むと以下の図のように「入社年月日」や「勤続年数」の表示形式が揃わない場合があります。
- 「生年月日」の表示が左揃えや右揃えになっている
- 「勤続年数」が和暦や西暦で表示されている
例えば、「生年月日」の場合、平成7年3月16日のように日付に1桁の数字がある場合の従業員情報をエクスポートすると、テキストファイルでは数字の前に1文字空白をおくため、「平成7年3月16日」は、「平成 7年 3月16日」としてテキストファイルに書き出します。このテキストファイルをExcelで取り込む(インポートする)と、日付ではなく文字列としてインポートされ、左揃えで表示されます。
「昭和52年11月11日」という空白のないデータではExcel上で日付と判断してインポートし、右揃えで表示されます。
勤続年数も同じように「3年1月」というデータは文字列としてインポートされ、「9年10月」は「2009年10月」という日付でインポートされてしまうため正しくインポートされません。
勤続年数を正しく表示する場合は、Excelに取り込む前に書き出したテキストファイルの勤続年数を直接編集します。「○年10月」「○年11月」「○年12月」の年と月間にスペースを入力し、インポートすると正常に勤続年数の表示が行われます。
ただし、スペースを入力することで、文字列とExcelでは認識するため、並べ替えは行えません。これはExcelの仕様です。
他社製品について
テキストファイルの編集方法や、Excelなどの表計算ソフトでの読み込み方法や操作については、弊社ヘルプデスクでは案内することはできません。お使いのソフトのマニュアルやヘルプなどを参照してください。
時間データをインポートした場合
時間については、24時間を超える場合は、時刻として読み込まれるので、「25:01」のデータは「1:01」と表示されます。
また、弥生給与で10進法で入力している場合でも、Excel側では60進法に変換されます。