最新バージョンの弥生販売を、旧製品(※)と同じコンピューターにインストールした場合、[環境設定コンバート]を行うことにより、 旧製品の印刷設定や伝票画面での機能設定を、最新バージョンの弥生販売へ移行できます。
[環境設定コンバート]で旧製品から移行できる設定内容は、以下のとおりです。
環境設定 | [オプション]メニューの[環境設定]で設定した情報 |
印刷の設定 | 各種伝票やレポートの[印刷]画面、印刷の[書式の設定]-[ヘッダー・余白]タブで設定した情報 ※[書式の設定]は[ヘッダー・余白]タブ以外のタブの情報はコンバートできません。 |
機能設定 | 各種伝票の[機能設定]画面で設定した情報 ※弥生販売 18より[在庫確認]の「項目の表示・非表示」設定ができなくなるため、環境コンバートで移行しません。 |
各台帳参照の表示順 台帳リストの表示順 |
台帳の[参照]画面での表示順の設定情報 台帳リストでの表示順の設定情報 |
画面のサイズ、位置 | 各種台帳や伝票のサイズ、画面表示の位置 |
- (※)・・・環境設定コンバート対象の旧製品は、弥生販売 23~17です。対象外の旧製品は[環境設定コンバート]を行えませんので、必要に応じて設定し直してください。
- 環境設定の内容は、Windowsログオンユーザーごとに異なります。1台のコンピューターを複数のWindowsログオンユーザーで利用している場合は、ログオンユーザーごとに環境設定の取り込みが必要です。
<複数のログオンユーザーで使用しているかわからない場合>
コンピューターを起動する際に、ユーザーの選択やユーザー名の入力を行っていない場合は、複数のログオンユーザーで使用していません。 - 事業所データを複数作成している場合、現在選択されている事業所データの環境設定が移行されます。環境設定を移行したい事業所データが異なる場合は、[ファイル]メニューから[開く]で環境設定を移行したい事業所データを選択してから、以下の操作を行います。
- 弥生販売の環境設定の内容は、弥生販売のユーザー名ごとに異なります。弥生販売のユーザー管理機能を使用して複数のユーザー名を設定している場合や、複数の暗証番号を設定している場合は、ユーザー名ごとまたは暗証番号ごとに環境設定の取り込みが必要です。
- 最新バージョンの弥生販売を起動します。
- [ツール]メニューから[環境設定コンバート]-[環境設定取り込み]をクリックします。
- 「取り込み方法の選択」から[このコンピューターの旧製品の設定を、現在使用中の弥生販売 ** に取り込む]を選択して、[次へ]をクリックします。
- 「製品種類の選択」で旧製品の弥生販売を選択して、[次へ]をクリックします。
- [開始]をクリックします。 ※[ユーザーアカウント制御]の画面が表示されたら、[はい]または[続行]をクリックします。
- [完了]をクリックして、環境設定の取り込みを終了します。