弥生販売を起動した際や[ログイン]画面で「ユーザー名」「パスワード」を入力した際に、以下のメッセージが表示される場合があります。
<ご注意>
他のコンピューターからログインしていない状態でこのメッセージが表示された場合は、
何らかの問題により、ログイン情報が残っている可能性があります。
5分経過してからログインを実行してください。」
このメッセージが表示された場合、お客さまの弥生販売の運用方法によって対処方法が異なります。
該当する運用方法の対処方法を行ってください。
対処方法1
複数台で運用する場合は、既に事業所データにログインしているユーザー名ではログインできません。
事業所データを同時に使用する人数分のユーザーを登録する必要があります。
事業所データを開く際の[ログイン]画面で[ユーザー名]の[▼]をクリックして、事業所データを使用する人数分のユーザー名がリストに表示されていることを確認します。
使用する人数分のユーザー名が表示されている場合は、対処方法2を参照してください。
使用する人数分のユーザー名が表示されていない場合は、以下の手順でユーザーの追加を行います。
- [ログイン]画面で[ユーザー名]の[▼]をクリックして、[管理者]を選択します。
- [パスワード]に管理者のパスワードを入力して、[OK]をクリックします。
管理者に[パスワード]を登録していない場合は、[パスワード]欄は空欄のままで[OK]をクリックします。
- [ツール]メニューの[ユーザー管理]-[ユーザー設定]をクリックします。
- [追加]をクリックします。[ユーザーの新規追加]画面が表示されます。
- 必要であれば[管理者の権限]にチェックを付けます。
<ユーザーの権限>
管理者 初期設定されているユーザーです。
[管理者]は「ユーザー管理」を含むすべての作業が行えます。
[管理者]自身を[編集][削除]することはできません。「管理者の権限」があるユーザー [管理者]と同等の権限が与えられたユーザーです。
[管理者]とは異なり、機能制限やこのユーザーを[削除]できます。通常のユーザー 自分が使用するパスワードの変更以外はできません。 - [ユーザー名]欄にユーザーの名前を全角10文字(半角20文字)以内で入力します。
- [パスワード]にパスワードを入力します。確認のため、同じパスワードを[パスワードの確認]に入力します。
パスワードを設定しない場合、[パスワード]、[パスワードの確認]は空欄にします。 - 追加するユーザーの[使用できるメニュー][編集制限の設定]を行います。 ユーザーが使用する機能にチェックを付け、使用しない機能のチェックを外します。
- [登録]をクリックします。
- ユーザー設定画面に追加したユーザー名が表示されます。
さらに他のユーザー名を登録する場合は、[追加]をクリックします。
登録を完了する場合は[閉じる]をクリックします。 - 追加したユーザーでログインするには、事業所データを開く際の[ログイン]画面で追加した[ユーザー名]を選択して、登録したパスワードを入力して[OK]をクリックします。
ユーザーの登録が完了しているのに、メッセージが表示された場合は、対処方法2を参照してください。
対処方法2
ネットワーク切断などでセッションが切れている可能性があります。
以下の手順で確認を行ってください。
<1>5分経過してエラーが解消されるかを確認
- エラーメッセージ画面を[OK]で閉じて、弥生販売を終了します。
- 5分経過したら弥生販売を起動して、再度ログインを行います。
- 再度ログインしても同じエラーが表示される場合は、コンピューターの再起動を行い、弥生販売を起動してログインを行います。
弥生販売を複数台で運用している場合は、クライアントコンピューターの弥生販売を終了して、サーバーのコンピューターの再起動を行い、弥生販売を起動して、ログインを実行します。
<2>コンピューター日付があっているかを確認
- [日付と時刻の設定]を表示します。[スタート]ボタンからすべてのアプリを表示して、[コントロールパネル]をクリックします。右上の[表示方法]をクリックして「カテゴリ」を選択します。[時計、言語および地域]から[日付と時刻の設定]をクリックします。
- [日付と時刻]タブの[日付][時刻]が正しいかを確認します。
正しくない場合は、修正を行います。
弥生販売を複数台で運用している場合は、クライアントコンピューター、サーバーのコンピューター両方で確認を行います。
<3>データが破損していないかを確認
停電やコンピューターの強制終了後、現象が発生した場合は、データ破損が考えられます。以下の手順で現象が発生する前のバックアップファイルを復元します。
- 弥生販売を起動して、「既に同名のユーザーがログインしているため処理を実行できません。」のメッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。
- [ファイル]メニューの[バックアップファイルの復元]をクリックします。
- [参照]をクリックして、現象が発生する前のバックアップファイルを選択します。
- [復元先の指定]画面で[復元方法]は[新規保存]を選択します。
- [事業所データ名]は、現在使用しているデータ名とは異なる名称に変更して、[OK]をクリックします。
- 「バックアップファイルの復元は正常に終了しました。」のメッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。
- 「復元した事業所データを開きますか?」のメッセージで[はい]をクリックして、データが開くかを確認します。「既に同名のユーザーがログインしているため処理を実行できません。」のエラーメッセージが表示されずにデータが開けば、このデータを使用してください。
エラーメッセージが表示された場合は、復元したバックアップファイルより以前のバックアップファイルを探して復元してください。