1つの取引で伝票が何枚にも渡る場合に、2ページ目以降の明細の1行目に前ページの繰越額が印刷されることがあります。
繰越額を印刷しないようにする設定は、伝票によって方法が異なります。
各伝票の印刷画面で[書式の設定]をクリックし、表示された画面で以下の設定を行ってください。
伝票 | 設定方法 |
見積書 | [見積書印刷条件]タブ内の[明細累計金額を印刷する]のチェックを外します。 |
合計見積書 | [合計見積書印刷条件]タブ内の[明細累計金額を印刷する]のチェックを外します。 |
受注伝票 | [注文請書印刷条件]タブ内の[明細累計金額を印刷する]のチェックを外します。 |
発注伝票※ | [注文書印刷条件]タブ内の[明細累計金額を印刷する]のチェックを外します。 |
売上伝票 | 印刷の設定で出力させないようにすることができません。
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得意先元帳/ 仕入先元帳※ |
繰越額を印刷させない設定はできません。 |
帳票レイアウタで繰越行を削除する手順
旧帳票の帳票レイアウタを使用して、繰越行を出力しない書式を作成します。- クイックナビゲータの[事業所データ]カテゴリから[帳票レイアウタ]をクリックします。
- [帳票形式]で印刷に使用する帳票を選択して、[開く]をクリックします。
帳票が表示されない場合は、画面左上の[販売11形式を表示する]にチェックを付けてください。
- [ツール]メニューから[属性変更]をクリックします。
- [詳細設定]をクリックします。
- [繰越行を出力]のチェックを外します。
- [OK]をクリックします。
- 属性変更画面の[OK]をクリックします。
- [ファイル]メニューから[名前を付けて保存]をクリックします。
- [コメント]を入力して[保存]をクリックします。
[コメント]を入力せずに保存することはできません。
コメントを付けて保存した帳票は、同じコンピューター上の弥生販売で取り込み作業などをすることなく、そのまま印刷帳票として選択できるようになります。
弥生販売を複数のコンピューターで運用している場合、帳票レイアウトデータが弥生販売を使用しているすべてのコンピューターで同じ状態でなければ正しく印字されません。
上記の手順で繰越行を出力しない書式を作成したコンピューターで帳票レイアウトデータのバックアップを作成して、残りのコンピューターでバックアップの復元を行ってください。