ここでは弥生販売を使用する際に必要な台帳について、登録手順を記載します。
- 商品台帳の登録
商品の情報を登録します。弥生販売では1つの商品について、1つの商品台帳を登録します。
しかし、個別に集計をせずに売上伝票や請求書の発行のみを目的としている場合は、ひとまとめ用の商品台帳を1つ作成して、伝票の入力時に商品名称を変更してご利用いただけます。ひとまとめ用の台帳も他の台帳と同様の手順で登録を行います。 - 得意先台帳の登録
取引先の情報を登録します。弥生販売では1つの得意先について、1つの得意先台帳を登録します。
しかし、個別に集計せず、売上伝票や請求書の発行のみを目的としている場合は、ひとまとめ用の得意先台帳を作成して、伝票の入力時に得意先名称などを変更してご利用いただけます。ひとまとめ用の台帳も他の台帳と同様の手順で登録を行います。 - 倉庫台帳の登録
倉庫の情報を登録します。 - 上記以外の補助台帳
以下の台帳は登録を行っていない状態でも、弥生販売をご使用いただけます。
弥生販売では複数倉庫の管理を行えます。
※倉庫ごとの在庫管理を行わない場合は、倉庫台帳の登録は不要です。
※弥生販売 スタンダードには、倉庫台帳はありません。
- 商品台帳の登録手順
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[商品]をクリックします。
- [コード]欄で商品のコードを入力します。
コードが空欄の状態では、台帳の登録はできません。必ず英数カナ半角14桁以内のコードを入力してください。
- [名称]欄に商品の名称を入力します。
- 課税区分を設定します。
登録する商品が軽減税率対象製品であれば、「課税(軽)」を設定しておくことで、伝票日付に応じて伝票入力時の課税区分(消費税率)を自動で選択して、消費税を計算します。 - 必要に応じて他の項目を入力します。
[コード]と[名称]欄以外は空欄でも台帳の登録ができます。
- [登録]をクリックして、商品を登録します。
- 得意先台帳の登録手順
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[得意先]をクリックします。
- [コード]欄で得意先のコードを入力します。
コードが空欄の状態では、台帳の登録はできません。必ず英数カナ半角14桁以内のコードを入力してください。
- [名称]欄に得意先の名称を入力します。
- 必要に応じて他の項目を入力します。
[コード]と[名称]欄以外は空欄でも台帳の登録ができます。
- [登録]をクリックして、得意先を登録します。
- 倉庫台帳の登録手順
※弥生販売 スタンダードには、倉庫台帳はありません。
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[倉庫]をクリックします。
- [コード]欄に英数カナ半角4桁以内で倉庫のコードを入力します。
- [名称]欄に倉庫の名称を入力します。
- 必要に応じて他の項目を入力します。
- [登録]をクリックして、倉庫を登録します。
- 分類台帳の登録手順
[分類台帳]では商品や得意先の分類をそれぞれ5種類まで登録ができます。
※弥生販売 スタンダードは、3種類まで登録できます。
また、担当者が所属する部門を登録することができ、設定した分類や部門別に集計表の作成ができます。- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[分類台帳]をクリックします。
- [分類種別]を選択します。
担当者が所属する部門を登録する場合、[分類種別]を「部門」と選択します。
- [コード]欄に英数カナ半角4桁以内で分類のコードを入力します。
- [名称]欄に分類の名称を入力します。
- [閉じる]をクリックして、入力した情報を登録します。
- 担当者台帳の登録手順
自社の従業員で、伝票の入力担当者や取引先に対する営業担当者などを登録します。
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[担当者]をクリックします。
- [コード]欄に担当者のコードを英数カナ半角3桁以内で入力します。
- [名称]欄に担当者の名称を入力します。
- [閉じる]をクリックして、入力した情報を登録します。
- 納入先台帳の登録手順
- [台帳]メニューの[納入先台帳]をクリックします。
- 半角英数字カナ4文字以内で[コード]を入力します。
- [名称][略称][住所][郵便番号][ご担当者]など必要な情報を入力します。
[得意先]欄に得意先を設定すると[売上伝票]や[受注伝票]作成時に、設定した得意先以外からこの納入先を指定することができません。
登録する納入先を複数の得意先で使用する場合は入力しないでください。 - [登録]をクリックして登録します。
- [台帳]メニューの[納入先台帳]をクリックします。
- 請求締グループの登録手順
[締グループ]を登録すると、締グループごとに同じ締日を指定して一度に締切の処理を行うことができます。
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[請求締グループ]をクリックします。
- [コード]と[請求締グループ名]を入力します。
- [閉じる]をクリックして、入力した情報を登録します。
- 入金区分の登録手順
入金処理を行う際に使用する内訳(振込の場合の銀行名など)を登録することができます。
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[入金区分]をクリックします。
- [入金分類]を選択します。
- [内訳名]欄に入金伝票に表示させる内訳を全角10文字以内で入力します。
振込で入金があった場合の銀行名を登録する場合
- [入金分類]で「振込」を選択します。
- [内訳名]に銀行名を入力します。
- [閉じる]をクリックして、入力した情報を登録します。
[入金分類]を切り替えると、選択した分類に応じた[区分]と[内訳名]が表示されます。
- 伝票摘要台帳の登録手順
伝票の摘要など定形の文字列を、摘要種別ごとに登録することができます。登録した伝票摘要は、伝票作成時に参照入力できます。
- [台帳]メニューから[伝票摘要台帳]をクリックします。
- [摘要種別]を選択します。
摘要種別 登録する内容 摘要・メモ 伝票の[摘要]、[メモ]に入力する定形の文字列を登録します。 見積件名 見積書の[件名]に入力する定形の文字列を登録します。 見積その他 見積書の[納入期限]、[納入場所]、[取引方法]、[有効期限]に入力する定形の文字列を登録します。 - [閉じる]をクリックして、入力した情報を登録します。