以下では、美容室を例に最終来店日から2~3か月経過した顧客の抽出からメール送信までの手順を説明します。
Rスコアを設定する
※Rスコアとは、RFM分析の指標の1つで、顧客が最後に購入した日から何日経過したかを見る「Recency(リセンシー:購入後経過日)」のことです。
- クイックナビゲータの[履歴/予定]カテゴリから[RFM分析]をクリックします。
- [集計]をクリックします。
- 検索画面の[履歴/予定情報]タブ-[日付]の[使用]にチェックを付けて、集計したい期間を選択します。
- 「集計(購買後経過日、購買回数、購買金額合計)の初期値が再計算されます」のメッセージが表示されたら、[OK]をクリックして集計を実行します。
- [Recency(購買後経過日)]タブをクリックしてスコアを設定します。
画像のように、1か月(30日)ごとにスコアを設定します。
経過日数は大きい数から入力します。
(ここでは4行目のスコア2の120から入力します)
- [名前を付けて保存]をクリックし[条件名]に名称を入力し、[OK]をクリックします。
- [OK] をクリックすると画面が閉じます。
- [検索]をクリックします。
- 検索画面の[RFMスコア]タブの「Rスコア」の[使用]にチェックを付けて、[条件]を「3」~「3」に設定します。
(手順4でスコア3を最終来店日から61~90日経過と設定しているため)
[OK]をクリックします。 - 「RFM分析表(検索結果)」に条件に該当する顧客の一覧が表示されます。
抽出した顧客にメールを送信する
- 「RFM分析表(検索結果)」で[全選択]をクリックして[メール]をクリックします。
一部を選択したい場合は[Ctrl]キーを押しながら対象顧客コードの左側の[行セレクター]をクリックします。
- メールソフトが起動します。[宛先]には、登録した自社のメールアドレスが表示されます。
[BCC]には、選択した顧客のメールアドレスが表示されます。
このため、他の顧客のメールアドレスが知られてしまうことはありません。
- メールの本文を入力して、メールソフトの[送信]をクリックします。
- [履歴/予定一括入力]画面が表示されます。
内容を入力して[OK]をクリックします。
- メールの送信履歴が[履歴/予定帳]の[対応]区分に自動で転記されます。