弥生給与 Next/やよいの給与明細 Nextで賃金台帳データをダウンロードする際にログファイルが出力された場合、出力されたログファイルを必ず確認してください。
弥生給与でインポートするために自動で修正した項目、または弥生給与でインポート後に対応が必要な従業員が存在します。
ログファイルは賃金台帳データと同じフォルダーに出力されます。
「年末調整用賃金台帳_事業所名_対象年_出力日時_要修正の従業員リスト.txt」が出力された場合
弥生給与に賃金台帳データをインポートすると、ログに記載されている途中入社・途中退職している従業員の給与(賞与)明細が一部表示されなくなっています。以下の手順に従って、該当する従業員の入社(退職)年月日を修正したうえで、年末調整を行ってください。
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[従業員]をクリックします。
ログに記載されている従業員を選択し、入社(退職)年月日を修正します。
- 対象給与を表示させるためには、仕様上、以下の修正を行います。
入社年月日が原因で対象給与が表示されない場合:入社年月日を空欄に修正します。
退職年月日が原因で対象給与が表示されない場合:表示されている退職年月日を1か月後の日付に変更します。 - 退職年月日を変更することで12月度給与(最新月度)に社会保険料など誤って金額が表示される項目がある場合は、以下の操作で、金額を0に修正します。
- クイックナビゲータの[給与支払]カテゴリから[明細入力 明細書の印刷]をクリックします。
- [変動項目]のチェックを外し、対象項目の金額を0に修正します。
- 退職日より後に賞与を支給している場合は、以下の操作で対象の賞与を表示します。
- クイックナビゲータの[賞与支払]カテゴリから[賞与の作成]をクリックし、[対象選択]より該当の賞与を選択します。
- [設定]をクリックし、[支給日より前に退職した従業員にも賞与を支給]にチェックを入れ[OK]をクリックします。
- 対象給与を表示させるためには、仕様上、以下の修正を行います。
- 年末調整を行います。
源泉徴収票に入社年月日、退職年月日を印字する必要があるため、年末調整を行った後、源泉徴収票を印刷する際に、削除した入社(退職)年月日を入力してください。
入社(退職)年月日を設定した後は[年税額算出]を実行しないでください。
[年税額算出]を実行すると、ログに記載されている給与が年間総額に含まれなくなり、過不足税額の計算結果が変わってしまいます。
「年末調整用賃金台帳_事業所名_対象年_出力日時_修正結果.txt」が出力された場合
- 従業員情報に関する出力結果が表示されている
弥生給与 Next/やよいの給与明細 Nextから賃金台帳データをエクスポートする際に、特殊な文字を使用している場合、一部「?」として表示されてしまいます。以下の手順に従って、該当する従業員情報を修正したうえで、年末調整を行ってください。- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[従業員]をクリックします。
ログに記載されている従業員を選択し、「?」になっている文字を修正します。
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[従業員]をクリックします。
- 給与支給手続きに関する出力結果が表示されている
2つ以上の締切日の給与支給手続きがある場合、同じ月の支給はどちらかの支給日にまとめてインポートされます。
「弥生給与」で源泉徴収簿を印刷される場合は、正しい日付で印刷するために、支給日を変更する必要があります。
以下の手順に従って、締切日ごとに源泉徴収簿の印刷を行ってください。- 正しい日付でインポートされている従業員(従業員種別)の源泉徴収簿を印刷します。
- [給与規定]で支給日を一時的に変更します。 特定月の支給日の変更方法 締切日「連携用締切日グループ」を選択して、支給日の変更を行います。
- 修正した日付の従業員(従業員種別)の源泉徴収簿を印刷します。