事業所データのデータ形式をスタンドアロン形式からマルチユーザー形式に変換する方法を説明します。
- すべてのプログラムを終了します。(弥生会計が起動していると以下の作業は行えません)
- [データ形式移行ウィザード]を起動します。
- デスクトップの弥生 マイポータルのアイコンをダブルクリックして[弥生 マイポータル]を起動します。
- [弥生会計]メニューの「サポートツール」から[その他のサポートツール]をクリックして、表示されたフォルダーの中にある[データ形式移行ウィザード]を開き、[次へ]をクリックします。
- [ファイルの種類]画面が表示されます。マルチユーザー形式へ変換するファイルの種類を選択して[次へ]をクリックします。
<[データファイル]を選択した場合>
[データの選択]画面が表示されます。変換するデータを一覧から選択して[次へ]をクリックします。
変換するデータが表示されない場合は、[参照先]をクリックして、データが保存されているフォルダーを選択します。
<[バックアップファイル]を選択した場合>
[バックアップファイルの選択]画面が表示されます。
[参照]をクリックし、変換するバックアップファイルを選択して[開く]をクリックします。
[ファイル名]にバックアップファイル名が表示されていることを確認して[次へ]をクリックします。 - [保存先の設定]画面が表示されます。
[保存先サーバー]と[事業所データ名]を確認して[サーバーの詳細設定]をクリックします。
※保存先サーバーが表示されていない場合は、[保存先サーバー]に「localhost¥YAYOI」を手入力します。
別のコンピューターのSQL Serverに接続する場合は、[参照]をクリックして、[サーバーの選択]で保存先サーバーを選択します。 - [サーバーの詳細設定]画面で、[サーバーにログインするユーザーを指定する]にチェックを付け、[ユーザー名]に「sa」、[パスワード]にデータベースのインストール時に指定したパスワードを入力して[OK]をクリックします。
- [保存先の設定]画面で[次へ]をクリックします。
- [設定内容の確認]画面で内容を確認し[開始]をクリックします。
- データ形式の移行完了の画面が表示されたら[終了]をクリックします。
データ形式の移行後は、スタンドアロン形式(変換前の元のデータ)とマルチユーザー形式(変換後のデータ)の2つの同じ事業所データが存在します。
変換前のデータが不要な場合は、USBなどの記憶媒体に保存した後、ハードディスクから削除することをお勧めします。