
減価償却が必要な資産は、【固定資産】と【繰延資産】があり、それぞれ償却方法が違います。
【固定資産】
白色申告を行う個人事業主が、固定資産の減価償却を行う場合の償却方法は、原則として【定額法】を選択します。【定額法】では、毎年同じ金額を経費として計上します。【定額法】の他に、毎年定率の償却率を用いる【定率法】があります。【定率法】を選択する場合は、税務署に届け出をする必要があります。
所得税の減価償却資産の償却方法の届出手続
購入代金が、20万円未満の固定資産は、耐用年数に関係なく、3年間で均等償却できる【一括償却】を選択することもできます。一般的には【定額法】で減価償却するよりも1年分の経費となる金額が大きくなります。【一括償却】を選択するかどうかは任意で決められます。