請求書や納品書を適格請求書（インボイス）として発行している場合、領収証で適格請求書等保存方式（インボイス制度）に対応する必要はありません。
適格簡易請求書の交付が認められている事業者で取引内容に複数の消費税率を使用しない場合は、帳票レイアウタで領収証の書式を編集することで、適格簡易請求書を発行することができます。
適格簡易請求書として発行する必要はないが領収証に登録番号を表示させたい場合、レイアウト編集で「ラベルの追加」を行うと登録番号を出力することができます。
操作手順はラベルの追加方法を確認してください。
適格簡易請求書を発行するには、以下の操作を行ってください。
領収証のレイアウトを編集して、適格簡易請求書として必要な項目を追加する
適格簡易請求書では、以下の項目が必要です。
| 適格簡易請求書に必要な項目 | 入力・設定画面 | 帳票レイアウタで追加する項目 |
| 発行者の氏名または名称 | ［設定］の自社情報、または、［領収証の作成］画面で入力した事業所名 | － |
| 適格請求書発行事業者の登録番号 | － |
|
| 取引年月日 | ［領収証の作成］画面で入力 | － |
| 取引内容 | ［領収証の作成］画面の但書きとして入力 | － |
| 取引金額 | ［領収証の作成］画面で入力 | － |
| 適用される消費税率 または、適用される税率ごとの消費税額 | ［領収証の作成］画面で、内消費税額を入力 | ※適用税率を表示させたい場合のみ、ラベルを配置する |
レイアウトに項目を追加する手順は、以下を参考にして操作を行ってください。
帳票レイアウトの項目（コントロール）の編集
ラベルの追加方法
［図形・装飾］の［ラベル］をドラッグして、登録番号を表示させたいところへ移動します。
表示された赤い枠をダブルクリックして、［データ］欄に登録番号として表示させる文字列を入力し、［閉じる］をクリックします。
レイアウトの編集が完了したら、［変更を保存する］をクリックします。
※消費税率を表示させたい場合も、同様に［ラベル］を配置します。
編集したレイアウトを通常使用するレイアウトに指定するには［通常使用するレイアウトの設定］を行ってください。
毎回同じレイアウトで見積書や納品書、領収証を作成したい
領収証を作成する
レイアウトを編集した帳票で領収証を作成します。
以下の項目の入力が必要です。
- 取引日付
- 但書き（取引内容）
- 領収金額と内消費税額
- 発行者の氏名または名称
