SQL Server 2017のインストールを行うコンピューターに「Microsoft Visual C++ 2015 Redistributable(x64)」以降(※以下「VC++2015以降のランタイム」と表記)がインストールされていると、終了コード(-2068052378)のエラーが発生します。
※エラーが発生するのは、(x64)の「VC++2015以降のランタイム」が既にインストールされている場合です。
※既にインストールされていている「VC++2015以降のランタイム」が(x86)である場合は、本エラーに該当しません。
SQL Server 2017と同時に「Visual Studio 2015用Visual C++再頒布可能パッケージ」のインストールを行いますが、 Visual C++再頒布可能パッケージの制限により、SQL Server 2017 が同時にインストールする 「Microsoft Visual C++ 2015 Redistributable(x64)」より後のバージョンの「Microsoft Visual C++ 2015 Redistributable(x64)」が インストールされていると「Visual Studio 2015用Visual C++再頒布可能パッケージ」をインストールすることができません。
SQL Server 2017のインストールを行うには「VC++2015以降(x64)のランタイム」のアンインストールを行う必要があります。
ただし、「Microsoft Visual C++ 2015-2019 Redistributable(x86)」は、削除する必要はありません。
「VC++2015以降(x64)のランタイム」は、弥生製品以外のアプリケーションで使用していると思われますので、SQL Server 2017のインストール後に再インストールを行ってください。
- 「VC++2015以降(x64)のランタイム」をアンインストールすると、該当のプログラムを一時的に使用できなくなるため、アンインストールしても差し支えないか必ずご確認ください。
- 「VC++2015以降のランタイム(x86)」をアンインストールすると、弥生製品が起動しなくなる場合があります。
- 「VC++2015以降(x64)のランタイム」のアンインストールおよびインストール方法の詳細は、ご使用のアプリケーションメーカーまたは日本マイクロソフト株式会社へご確認ください。
- 「VC++2015以降(x64)のランタイム」のインストール状況については、[アプリと機能]または[コントロールパネル]でご確認ください。
※[アプリと機能]または[コントロールパネル]では、「Microsoft Visual C++ xxx Redistributable(x64)」と表示されます。(※「xxx」には2015などバージョンが記載されます)
※[アプリと機能]は、Windows 11では[インストールされているアプリ]と表示されます。 - 「VC++2015以降(x64)のランタイム」のインストール方法は、以下の日本マイクロソフト株式会社のページを参考に行ってください。
最新のサポートされるVisual C++のダウンロード