
固定資産の取得方法により、取得日や価額などの設定項目は異なります。
[かんたん取引入力]や[仕訳の入力]から固定資産の取引を登録している場合、取得方法の選択肢は表示されません。
- 当年度に取得した資産の登録方法
当年度に新たに取得した資産を、固定資産として登録する際に選択します。 - 前年度以前に取得した資産の登録方法
前年は税理士に任せていた場合や、他の会計ソフトを使用していた場合など、前年度以前の固定資産情報を引き継ぐ際に選択します。 - 当年度の開業時に保有していた資産の登録方法
開業年度に、開業費を登録する際に選択します。 - 当年度から事業用に転用した資産の登録方法
所有している資産を、当年度から事業で使用する際に選択します。
開業のために購入した10万円以上の資産を登録する際にも選択します。 - 当年度に相続した資産の登録方法
事業で使用していた資産を相続し、当年度から事業で使用する際に選択します。
当年度に取得した資産の登録方法
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。
取得方法 | [当年度に新しく購入した]を選択します。 |
取得日 | 資産の取得年月日(当年の日付)を入力します。 |
取引手段 ◆ | 資産の取引手段を入力します。 |
取引先 | 資産の購入先を入力します。 |
取得価額 | 資産を購入した価額を入力します。 |
◆ この項目はやよいの青色申告 オンラインのみの機能です。
前年度以前に取得した資産の登録方法
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。
取得方法 | [前年度以前に購入した、保有していた]を選択します。 |
取得日 | 資産の取得年月日(前年以前の日付)を入力します。 |
前年終了時の未償却残高 | 前年度の期末残高を入力します。 |
取得価額 | 資産を購入した価額を入力します。 |
当年度の開業時に保有していた資産の登録方法
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。
取得方法 | [当年度の開業時に保有していた]を選択します。 |
開業日 | 開業届に記入した開業の日(当年の日付)を入力します。 |
開業時の未償却残高 | 開業時における帳簿残高を入力します。 |
開業前にかかった費用を開業費として登録する場合は、資産の種類は「繰延資産」を選択しておく必要があります。
詳細は、以下を参照してください。
[固定資産の登録]で開業費を登録する方法
当年度から事業用に転用した資産の登録方法
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。
取得方法 | [個人用資産を、当年度から事業用に転用した]を選択します。 |
取得日 | 資産の取得年月日を入力します。 |
事業転用日 | 資産を事業用として利用を始めた年月日(当年の日付)を入力します。 |
取引先 | 資産の購入先を入力します。 |
転用時の未償却残高 | 一定の方法によって計算した、家事使用時の価値の減少額(減価の額)を見積もり、未償却残高を決定します。 詳細は、国税庁ホームページの非業務用資産を業務の用に供した場合を参照してください。 |
取得価額 | 資産を購入した価額を入力します。 |
当年度に相続した資産の登録方法
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。
取得方法 | [事業用資産を、当年度に相続した]を選択します。 |
相続日 | 資産を相続した年月日(当年の日付)を入力します。 |
取引先 | 被相続人が資産を購入したときの購入先を入力します。 |
相続時の未償却残高 | 被相続人の取得価額、帳簿価額、耐用年数はそのまま引き継がれますので、被相続人の相続時における帳簿残高を入力します。 |
被相続人の取得価額 | 被相続人の取得価額を入力します。 |