本年に発生した損失額は、翌年以降3年にわたって所得から控除することができます。
また、前年以前の損失額を翌年以後に繰り越す場合は、前年に提出した確定申告書第四表(損失申告用)の控えを参考に入力します。
損失額を翌年以後に繰り越す場合は「3-9.繰越損失の入力」画面で入力します。
以下の手順で開きます。
- メインメニューの[確定申告]-「Step3 確定申告書の作成」の[開始]をクリックします。
- 「3-9.繰越損失の入力」まで手順を進めます。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。
本年分の所得金額が黒字の場合 本年分の所得金額が赤字(損失)の場合
本年分の所得金額が黒字の場合
- [3-9.繰越損失の入力]の[前年以前から繰り越された損失]では前年に確定申告書第四表(損失申告用)で損失申告している場合は、純損失の繰越控除が受けられます。「前年以前から繰り越された損失がありますか?」で[はい]をクリックします。
前年に確定申告書第四表を提出していない場合は[いいえ]をクリックして[保存して次へ]をクリックします。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - 前年に提出した確定申告書第四表(損失申告用)の控えを参考に入力します。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。
本年分の所得から、前年以前の損失を引ききれた場合は「前年以前から繰り越された損失額が、今年の黒字の金額で引ききれるため、確定申告書第四表(損失申告用)は出力されません。」のメッセージが表示されます。
確定申告書第四表(損失申告用)は出力されません。
「確定申告書第一表(61)「本年分で差し引く繰越損失額」」に金額が表示されていることを確認します。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - [プレビュー]をクリックし、[3]と[4]タブをクリックして入力した内容が反映されていることを確認します。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - 画面左上の[入力画面に戻る]を選択して戻ります。
- [保存して次へ]をクリックします。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - [4-1.所得控除の選択]から完了までの作業を進めます。
本年分の所得金額が赤字(損失)の場合
ここでは[本年に発生した損失額]および[前年以前から繰り越された損失]の両方を繰り越す場合を例に説明します。
- [3-9.繰越損失の入力]の[本年に発生した損失額のうち、翌年以降に繰り越す損失額]で「純損失を繰り越しますか?」で[はい]をクリックします。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - [居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額]には、マイホームの買い換えおよび売却で損失が発生している場合に、各計算書で求めた金額の合計を入力します。
詳細は税務署にお問い合わせください。
[被災事業用資産の損失額]には、被災事業用資産の損失額(商品などの棚卸資産、店舗、機械等の事業用固定資産、山林の災害による損失災害に関連するやむを得ない支出を含みます。)などがある場合に入力します。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。
白色申告の場合は[山林所得に係る被災事業用資産の損失額]と[山林以外の所得に係る被災事業用資産の損失額]にも金額を入力します。
詳細は確定申告に関する手引き等を参照してください。 - 前年に確定申告書第四表(損失申告用)で損失申告している場合は、純損失の繰越控除が受けられます。
「前年以前から繰り越された損失がありますか?」で[はい]をクリックします。
前年に確定申告書第四表を提出していない場合は[いいえ]をクリックして[保存して次へ]をクリックします。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - 前年に提出した確定申告書第四表(損失申告用)の控えを参考に入力します。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - [プレビュー]をクリックし、[3]と[4]タブをクリックして入力した内容が反映されていることを確認します。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - 画面左上の[入力画面に戻る]を選択して戻ります。
- [保存して次へ]をクリックします。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - [4-1.所得控除の選択]から完了までの作業を進めます。