仕入伝票の登録時に以下のメッセージが表示されることがあります。
メッセージ1：
「仕入日と仕入先台帳の請求書区分を基にすると、本来の仕入税額控除は「適格 100％」ですが、異なる仕入税額控除が設定されています。登録しますか？」
メッセージ2：
「仕入日と仕入先台帳の請求書区分を基にすると、本来の仕入税額控除は「区分 80％」ですが、異なる仕入税額控除が設定されています。登録しますか？」
各メッセージの対処方法は、以下を確認してください。
メッセージ1：「仕入日と仕入先台帳の請求書区分を基にすると、本来の仕入税額控除は「適格 100％」ですが、異なる仕入税額控除が設定されています。登録しますか？」
このメッセージは、弥生販売 23 Ver.26.0.3以前で入力した仕入伝票を、Ver.26.1.1以降で修正して登録した際に表示されます。
仕入日が2023年9月30日以前の仕入伝票の［請求書区分］が［適格］、［仕入税額控除］が［区分 100％］の場合、［はい］をクリックして仕入伝票を登録します。
仕入先が免税業者の場合
仕入伝票を入力すると、仕入日と仕入先台帳で設定した［請求書区分］に応じて、［仕入税額控除］が表示されます。
仕入先が免税業者の場合は、仕入先台帳の［請求書区分］を［区分記載］に変更してください。
なお、弥生販売は「少額特例」の自動判定に対応していないため、「少額特例」の対象となる場合、［仕入税額控除］を手動で［区分 100%］と設定してください。
弥生販売で在庫金額を計算している場合
仕入伝票で入力した［仕入税額控除］に応じて在庫単価を計算します。
［在庫一覧表］の在庫単価や［売上原価更新］に仕入税額控除を適用させたい場合は、仕入伝票の［仕入税額控除］を正しく入力してください。
メッセージ2：「仕入日と仕入先台帳の請求書区分を基にすると、本来の仕入税額控除は「区分 80％」ですが、異なる仕入税額控除が設定されています。登録しますか？」
このメッセージは、仕入伝票の仕入日が2023年10月1日～2026年9月30日で、［請求書区分］が［区分記載］の場合に［仕入税額控除］を［区分 80%］から変更した際に表示されます。
少額特例の対象取引など、［仕入税額控除］が［区分 100%］で正しい場合は、［はい］をクリックして仕入伝票を登録します。
弥生販売は「少額特例」の自動判定には対応していません。
