令和5年分より「扶養控除等(異動)申告書」の様式が変更され、退職手当等を有する配偶者・扶養親族について申告が必要になりました。
※申告内容の詳細は申告書の裏面を参照してください。
国税庁「令和5年分扶養控除等(異動)申告書」
退職手当等を有する配偶者・扶養親族について申告があった場合は、以下の手順で設定します。
設定した内容は、源泉徴収票/給与支払報告書に印字されます。
- クイックナビゲータの[年末調整]カテゴリから[年末調整業務を行う]をクリックします。 年末調整ナビが表示されます。
- 年末調整ナビの[3.申告書を入力しよう]をクリックして、[扶養控除等申告書へ]をクリックします。 [扶養控除等申告書]画面が表示されます。
-
[従業員選択]から設定を行う従業員を選択して、赤枠部分をクリックします。
[扶養控除等情報入力]画面の[退職手当等を有する扶養親族]タブが表示されます。
-
[行追加]をクリックします。
従業員から回収した「扶養控除等(異動)申告書」を基に、各項目を入力します。
- 「扶養区分」は入力した生年月日から自動判定されます。老親等を「老人」にする場合はクリックして変更してください。
- 「住所」は、従業員本人の住所と同じ場合は入力不要です。源泉徴収票/給与支払報告書には従業員本人の住所が印字されます。
退職手当等を有する配偶者および16歳未満の扶養親族が非居住者の場合
源泉徴収票/給与支払報告書の摘要欄には非居住者である旨のみ記載し、非居住者に該当する要件(「01」「02」「03」「04」いずれかの数字)を記載する必要はありません。
[退職手当等を有する扶養親族]で[非居住者]にチェックを付け、[非居住印字区分]は「未設定」にしてください。 -
退職手当等を有する扶養親族が複数いる場合は、[行追加]をクリックして入力します。
間に行を挿入する場合は、挿入したい行にカーソルを置いて[行挿入]をクリックします。
カーソルを置いた行の上に新しい行が挿入されます。 - 退職手当等を有する扶養親族がいる場合で、かつ、従業員本人が地方税法上の寡婦またはひとり親に該当する場合は、[寡婦]または[ひとり親]を設定します。
- [OK]をクリックします。
- 退職手当等を有する配偶者・扶養親族のマイナンバーは、[個人番号]欄をクリックして表示される[マイナンバー管理]画面で登録します。 マイナンバーの登録
マイナンバーを登録後、年末調整モジュールで[弥生給与のデータが更新されました。]のメッセージが表示された場合は、OKで閉じます。
退職手当等を有する配偶者・扶養親族の削除
-
[扶養控除等情報入力]画面の[退職手当等を有する扶養親族]タブで削除する配偶者・扶養親族の行を選択し、[行削除]をクリックします。
[確認]のメッセージが表示されます。[はい]をクリックします。
- [OK]をクリックして画面を閉じます。
※「個人番号が登録されています。」の警告メッセージが表示された場合
マイナンバーを登録している、退職手当等を有する配偶者・扶養親族を削除しようとしたときに表示されます。
マイナンバーも同時に削除して問題ない場合は、[はい]をクリックしてください。
操作を中断する場合は「いいえ」をクリックして、[扶養控除等情報入力]画面を[キャンセル]で閉じます。