簡易課税の場合、売上の取引入力時に簡易課税事業区分を適切に選択する必要があります。
簡易課税事業区分は発生した売上の事業区分により、第一種~第六種の6種類があります。
簡易課税事業区分の詳細は、
自分の会社の売上は簡易課税の第何種に該当しますか?
を参照してください。
[全体の設定]の[消費税の設定]で設定した「簡易課税事業区分」が初期値として取引の入力時に反映します。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。
初期値以外の区分の売上が発生した場合は[仕訳の入力]で[簡易]を選択します。
◆ [仕訳の入力]は、弥生会計 オンライン/やよいの青色申告 オンラインのみの機能です。
複数の事業区分での売上が定期的に発生する場合
卸売りと小売りを両方営んでいる場合など、複数の事業区分での売上が定期的に発生する場合は、あらかじめ[科目の消費税設定]で勘定科目または補助科目に対して、[消費税の設定]で選択した区分以外の初期値を設定することができます。
取引の入力時に勘定科目や補助科目を使い分けることで、取引入力の都度[簡易]を選択する手間を省くことができます。
科目の消費税設定
[かんたん取引入力]について
[かんたん取引入力]には[簡易]が表示されません。
[全体の設定]の[消費税の設定]で設定した「簡易課税事業区分」または、[科目の消費税設定]で設定した[簡易課税事業区分]が自動で反映します。
- メインメニューの[仕訳の入力]をクリックします。
- [取引日]や[借方勘定科目]、[貸方勘定科目]などの取引内容を入力します。
- [簡易]の[▼]をクリックします。
簡易課税事業区分のリストが表示されます。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - 取引内容に応じた簡易課税事業区分を選択します。
- [登録]をクリックします。