輸入した商品の取引税区分は、本体価格を「課対輸本」、消費税分は「課対輸税」、地方消費税分は「地消貨割」を選択して入力します。
はじめに、[設定]メニューの[消費税設定]から[消費税設定]をクリックして[経理処理方式]が「税抜」または「税込」のどちらが選択されているかを確認します。
「税抜」の場合
ここでは、次の取引例をもとに振替伝票から入力する方法で説明します。
- 10月1日に海外事業者から300,000円の商品を仕入れた
- 10月11日に商品の代金300,000円を支払った
- 10月31日に国内輸入代行業者から届いた請求書をもとに支払いを行った
代行手数料50,000円
輸入消費税(国税分)24,180円
輸入消費税(地方税分)6,820円
関税10,000円
<商品を仕入れたとき>
- クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[振替伝票]をクリックして入力します。※税区分は「課対輸本7.8%」(消費税率10%の場合)を選択します。
- [登録]をクリックします。
<商品代金を支払ったとき>
- クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[振替伝票]をクリックして入力します。
- [登録]をクリックします。
<輸入代理業者へ支払ったとき>
- クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[振替伝票]をクリックして入力します。※代行手数料の税区分は「課対仕入10%」(消費税率10%の場合)を選択します。
※国税分(輸入消費税)の税区分は「課対輸税7.8%」(消費税率10%の場合)を選択します。
※地方税分(輸入消費税)の税区分は「地消貨割2.2%」(消費税率10%の場合)を選択します。
※関税の税区分は「課対輸本7.8%」(消費税率10%の場合)を選択します。 - [登録]をクリックします。
「税込」の場合
ここでは、次の取引例をもとに振替伝票から入力する方法で説明します。
- 10月1日に海外事業者から300,000円の商品を仕入れた
- 10月11日に商品の代金300,000円を支払った
- 10月31日に国内輸入代行業者から届いた請求書をもとに支払いを行った
代行手数料50,000円
輸入消費税(国税分)24,180円
輸入消費税(地方税分)6,820円
関税10,000円
<商品を仕入れたとき>
- クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[振替伝票]をクリックして入力します。※税区分は「課対輸本7.8%」(消費税率10%の場合)を選択します。
- [登録]をクリックします。
<商品代金を支払ったとき>
- クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[振替伝票]をクリックして入力します。
- [登録]をクリックします。
<輸入代理業者へ支払ったとき>
- クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[振替伝票]をクリックして入力します。
※代行手数料の税区分は「課対仕入10%」(消費税率10%の場合)を選択します。
※国税分(輸入消費税)の税区分は「課対輸税7.8%」(消費税率10%の場合)を選択します。
※地方税分(輸入消費税)の税区分は「地消貨割2.2%」(消費税率10%の場合)を選択します。
※関税の税区分は「課対輸本7.8%」(消費税率10%の場合)を選択します。 - [登録]をクリックします。