
「6-1.消費税の確認」で2割特例の選択肢が表示されない場合、旧消費税率を使った取引が存在している可能性があります。
例えば、本来消費税率として「8%(軽)」を使用すべき食料品などの軽減税率8%の取引に対して、誤って旧消費税率の「8%」を使っている場合です。
旧消費税率を使った取引を確認し、必要に応じて修正してください。
旧消費税率について
やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンラインでは、取引の入力時に選択できる消費税率として「10%」「8%(軽)」「8%」「5%」の4種類があります。
このうち、平成26年4月1日~令和元年9月31日の標準税率「8%」と平成9年4月1日~平成26年3月31日の標準税率「5%」が、旧消費税率に該当します。
旧消費税率を使った取引が実際に存在している場合の2割特例について
やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンラインでは、旧消費税率を使用している場合の2割特例での申告に対応していません。
旧消費税率を使用して2割特例で申告する場合は、申告方法について管轄の税務署にお問い合わせください。
「接待交際費」で旧消費税率が使用されている場合を例に手順を説明します。
- [レポート・帳簿]の[科目別消費税額の確認]をクリックします。 [科目別消費税額の確認]画面が表示されます。
- 期間設定を「年指定」に変更し、2割特例を適用したい年を選択します。
- [税率]欄で旧消費税率の「8%」または「5%」になっている箇所を探します。 「8%(軽)」は旧消費税率ではありません。
- 旧消費税率となっている箇所の[差引税抜金額]欄の数字をクリックします。
[かんたん取引入力]または[仕訳の入力]画面が表示します。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - 表示された取引をダブルクリックし、[税率]を「10%」または「8%(軽)」に修正します。
[上書き保存]をクリックします。
修正対象の取引が複数存在する場合はすべての取引を修正してください。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - メインメニューの[確定申告]をクリックし、申告年と申告方法を選択します。
- 「Step2 青色申告決算書/収支内訳書の作成」の[開始]をクリックします。
- ワークフローを「6-1.消費税の確認」まで進めます。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。 - 申告方法として「2割特例」が選択できることを確認します。
※上図はやよいの青色申告 オンラインの画像です。