証憑データ化サービスでは、通帳やクレジットカード利用明細、現金出納帳を取り込んだ際に、データ化の対象から外したい明細を除外指定することができます。
画像内にデータ化しない範囲の明細が含まれている場合や、他の方法で既に入力済みの取引の明細が含まれている場合などに使用します。
除外指定を行うには、証憑アップローダー上の編集機能を使用する方法と、あらかじめ手書きで除外指定してからスキャンする方法があります。
証憑アップローダー上の編集機能を使用する方法
通帳やクレジットカード利用明細、現金出納帳を取り込んだ際に、データ化の対象から外したい明細を行・列単位で除外指定することができます。
[除外指定]は、[証憑選択]で「通帳」「クレジットカード利用明細」「現金出納帳」を選択して取り込んだ画像に設定できます。
- [除外指定]をクリックします。
[除外範囲指定]画面が表示されます。
(「通帳」「現金出納帳」の場合)既にアップロード済みの証憑がある場合は、左側に「前回の明細画像」が表示されます。 - 右側の「今回の明細画像」で証憑データ化を依頼しない範囲をドラッグして選択し、[除外する]をクリックします。
指定した範囲がグレーアウトされた状態になります。
範囲の選択を誤った場合には、「×」をクリックすると指定を解除できます。 - [完了]をクリックすると、確認メッセージが表示されます。「はい」をクリックすると、画像の編集が完了して、読み込んだ画像の一覧画面が表示されます。
除外指定が可能な範囲
除外指定が可能な範囲は、行・列単位のみです。項目のみを部分的に指定したものは対応できません。
除外指定が不十分な箇所があった場合には、その箇所はデータ化の対象となるためご注意ください。
<対応できない例>
除外指定が行・列全体にかかっておらず一部残っている
手書きで除外指定する方法
除外指定する範囲や明細は、あらかじめ手書きで指定してからスキャンする方法でも対応できます。
- データ化不要な行・列に線を引く※除外する行・列の全体にかかるように線を引いてください。
※除外することが明確に分かるように文字の上に線を引いてください。 - データ化が必要な行・列と、不要な行・列の境目に線を引き、不要な部分に「×」か「/」を引く
以下のような場合、除外指定の対応ができません。
- 線が行・列全体にかかっていない、項目の一部のみに線を引いている
- データ化が必要な範囲を指定している