弥生給与では、明細項目の属性や計算式の設定などにより金額計算が自動的に行われるため、通常は計算式の作成・編集をする必要はありません。
カスタム計算式設定の概要カスタム計算式のサポート内容
弊社カスタマーセンターでは、カスタム計算式の機能に関するお問い合わせのみを受け付けております。カスタム計算式の代行作成は行っておりません。カスタム計算式の代行作成は、「弥生塾」をご利用ください。
「弥生塾」の詳細については、弊社ホームページをご覧ください。
カスタム計算式の作成・編集は、明細項目および計算単価について行うことができます。
カスタム計算式の作成・編集の際には次のことに注意します。
- 計算式中の空白(スペース)は無視されます。
- 計算式中の金額には桁区切りの「,」(カンマ)は使用しないでください。
- 内部形式変換後の計算式の文字数が1,024を越える場合は登録できません。
- 計算式の要素として計算式を用いる「入れ子状態」の設定ができます。
- 計算式が解析不能な場合は警告メッセージが表示され登録できません。
- 計算式が循環式になる場合にも警告メッセージが表示され登録できません。
「入れ子状態」とは
( )の中に( )を入れるような設定をいいます。- 総和((項目1+項目2),(項目A+項目B))
この計算式の場合は、(項目1+項目2)の式で求めた結果と(項目A+項目B)の式で求めた結果の総和(合計値)を計算する、という意味になります。
明細項目の計算式を編集する
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[明細項目]をクリックします。
- [支給区分]から計算式を編集する明細項目が所属する区分を選択します。
- [項目グループ]から計算式を編集する明細項目が所属する項目グループを選択します。
- [表示]から計算式を編集する明細項目を選択します。
- [編集]メニューから[カスタム計算式]をクリックします。
[カスタム計算式設定]画面が表示されます。
- カスタム計算式を編集します。
<項目を計算式に追加する場合>
項目を計算式に追加する場合は、追加したい箇所をクリックして△を表示します。使用する項目をリストから選択してから[選択]をクリックします。<関数を計算式に追加する場合>
関数を計算式に追加する場合は、追加したい箇所をクリックして△を表示します。使用する関数を選択して[選択]をクリックします。<数値・演算子を計算式に追加する場合>
数値・演算子を計算式に使用する場合は、追加箇所をクリックして△を表示します。使用する数値・演算子をクリックします。<項目を削除する場合>
項目や、関数、数値・演算子を削除する場合は、削除する項目の前をクリックして△を表示し、[DEL]をクリックします。<計算式すべてを削除する場合>
計算式すべてを削除したい場合は、[CLS]をクリックします。<作成・編集前の状態に戻す場合>
カスタム計算式を編集前の状態に戻す場合は、[計算式の初期化]をクリックします。 - [OK]をクリックして作成・編集したカスタム計算式の内容を保存します。 [キャンセル]をクリックすると、作成・編集内容がすべて失われ操作前の状態に戻ります。
計算単価の計算式を編集する
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[計算単価]をクリックします。 [計算単価]画面が表示されます。
- 計算単価を選択後、[編集]メニューから[カスタム計算式]をクリックします。 [カスタム計算式設定]画面が表示されます。
- 項目や、関数、演算子の追加、削除を実行します。 追加や削除の方法は、手順6を参照してください。