経営分析では、入力した仕訳データを基に、会社の経営成績や財政状態を分析することができます。経営分析の結果を表やグラフにして表示することもできます。
弥生会計では、経営分析資料として次の4つを作成することができます。
経営分析資料 | 説明 |
比率分析 | 財務諸表項目を、収益性、生産性、安全性、成長性の観点から分析することができます。前期または同業他社のデータなどと比較することにより、財務諸表データを有効に活用して経営状態を判断することができます。 比率分析の実行 |
ABC分析 | 補助科目ごとの実績値を集計し、順位付けを行います。 重要度に応じてABCのランク付けを行い、重点管理が必要なものを把握することができます。分析結果はグラフ表示することもできます。 ABC分析の実行 |
損益分岐点分析 | 指定した期間の財務諸表に基づいて、会社の損益計算を直接原価計算の方法に準じて組み替えた損益計算書を作成します。 集計結果から損益分岐点売上や損益分岐点の位置を計算します。計算結果はグラフで表示することができます。 また、部門管理や予算管理を行っている場合は、部門別の集計や予算値の分析を行うこともできます。 損益分岐点分析の実行 |
5期比較財務諸表 | 5期比較財務諸表は、当期を含んで最大5期の財務諸表(貸借対照表、損益計算書など)を比較して表示します。 また、勘定科目別の推移グラフや、財務諸表ごとの構成グラフ(法人のみ)を作成することができます。 繰越処理を行っているデータは自動集計されます。 5期比較財務諸表の作成 |