やよいの見積・納品・請求書と弥生販売では台帳の項目の仕様に差異があるため、データを移行する際に、仕様に合わせた変更を行う場合があります。
変更が生じるのは、以下の3つです。
- 台帳のコードの変更
 台帳のコードについて、やよいの見積・納品・請求書と弥生販売では仕様上、次の違いがあります。
 
 これらの違いを踏まえて移行処理では、やよいの見積・納品・請求書で台帳のコードが次の場合に、新しいコードを設定します。製品 設定 重複 桁数(長さ) やよいの見積・納品・請求書 任意 可 半角50文字 弥生販売 必須 不可 半角14文字 - コードが14 文字を超える場合
- コードが重複する場合
- コードが空欄の場合
- コードが弥生販売で使用できない文字を含む場合(スペースなど)
 弥生販売のコードに関する機能弥生販売でコードの変更はできますが、1 件ずつの変更になります。 
 弥生販売ではコードの桁数を利用して大分類、小分類を設定して各レポートで小計を表示することが可能です。
 コードを計画的に付番される場合、やよいの見積・納品・請求書でコードを付番してから、弥生販売へデータ移行してください。
- 商品単価の変更
 商品単価について、やよいの見積・納品・請求書と弥生販売では仕様上、次の違いがあります。
 この違いにより、単価が弥生販売の桁数に収まらない場合は、小数部を切り捨てる場合があります。製品 桁数 やよいの見積・納品・請求書 整数部最大8 桁、小数部最大4 桁 弥生販売 0 ~ 4 桁の小数部を含む最大8 桁 
 
 (例)
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やよいの見積・納品・請求書の単価が 12345678.9012 の場合
 赤枠の部分が弥生販売の単価に採用される範囲になり、小数部が切り捨てられ、
 単価は 12345678 になります。
 
- 単価が 123456.789 の場合
 小数第3 位以下が切り捨てられ、123456.78 になります。
 
- 単価が 123.4567 の場合
 小数部の切り捨ては発生せず、単価は 123.4567 のまま移行されます。
 
 
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やよいの見積・納品・請求書の単価が 12345678.9012 の場合
- 文字列の変更
 移行する項目の文字列が、移行先の長さに収まらない場合は、超過している部分を切り捨てます。
 詳細は、 移行対応表(やよいの見積・納品・請求書からのデータ移行) を参照してください。
 
            