定額減税の対象となる配偶者の設定について説明します。
定額減税対象配偶者(月次用)とは
[従業員]-[家族情報]にある「税の扶養」に[定額減税対象配偶者(月次用)]が追加されました。
配偶者を設定する場合に表示される項目で、オンにすると定額減税額(月次減税設定額)の自動算出の対象となります。
定額減税機能のリリース時点(2024/05/15 19:00)で、[同一生計配偶者]と[源泉控除対象配偶者]の両方がオンの場合、[定額減税対象配偶者(月次用)]は自動判定でオンになっています。
リリース後に家族情報を変更したり、上記以外で対象者にしたい場合は手動でオンにしてください。
※定額減税額(月次減税設定額)を手入力する場合は、[定額減税対象配偶者(月次用)]を設定する必要はありません。
[定額減税対象配偶者(月次用)]の設定を変更した場合は、定額減税額(月次減税設定額)の自動算出を実行する必要があります。
定額減税の対象配偶者を確認する
以下の申告書の記載で配偶者がどちらかに該当する場合は、[定額減税対象配偶者(月次用)]を手動でオンにしてください。
- 扶養控除等申告書
「源泉控除対象配偶者」に記載があり、かつ「令和6年中の所得の見積額」が48万円以下 - 源泉徴収に係る定額減税のための申告書
「同一生計配偶者の氏名等」に記載がある
「源泉徴収に係る定額減税のための申告書」は、「扶養控除等申告書」に記載していない同一生計配偶者等を定額減税額の計算に含める場合に提出することになっています。
詳細は、以下で確認してください。
記載例「令和6年分 源泉徴収に係る定額減税のための申告書」(国税庁)