比率分析では、財務諸表項目を「収益性」「生産性」「安全性」「成長性」の観点から分析できます。比率分析の集計対象の設定を行います。
- [拡張機能]メニューの[経営分析]を選択し、[比率分析]をクリック、またはクイックナビゲータの[分析・予算]カテゴリの[比率分析]をクリックします。 [比率分析]画面が表示されます。
- [分析設定]をクリックします。 [比率分析設定]画面が表示されます。
- [分析項目]タブで、比率分析の集計対象になる勘定科目を設定します。
- [対比データ]タブで、対比するデータを選択します。
- [集計基準]タブで、貸借対照表科目の集計方法と人員数を設定します。
- [OK]をクリックします。
設定が保存され、[比率分析設定]画面が閉じます。
分析項目の「付加価値」の集計方法について
「付加価値」は、経常利益金額を基礎とした集計法で設定されています。
営業利益を基礎とする集計法、控除法による設定はできません。また、経常利益金額、人件費は自動集計されます。そのため、経常利益金額、人件費以外の集計項目(勘定科目)を設定してください。
- [分析項目]タブ
比率分析の集計対象の勘定科目を設定します。初期設定の勘定科目は、あらかじめ分析項目に設定されています。追加した勘定科目の場合は分析項目に設定する必要があります。
分析項目の集計対象の勘定科目は次の手順で設定します。- [項目]から、勘定科目を設定する分析項目(中間集計項目)を選択して、[選択]をクリックします。
[対象勘定科目の選択]画面が表示されます。 - 集計対象とする勘定科目にチェックを付けて[OK]をクリックします。
- [項目]から、勘定科目を設定する分析項目(中間集計項目)を選択して、[選択]をクリックします。
- [対比データ]タブ
比率分析で対比するデータを選択します。
手入力で比率データを作成する 対比するデータを直接入力する場合に選択します。
[対比データ名称]に、直接入力する対比データの名称を全角10文字(半角20文字)以内で入力します。前年度データと対比する 繰越処理を行った前年度のデータを、対比するデータにする場合に選択します。 - [集計基準]タブ
貸借対照表科目の集計方法 複数月度を集計対象とした場合に、貸借対照表の集計に使用する値を「各月末残高の平均値」と「期間終了時の残高」から選択します。 人員数 月度ごとに従業員数を入力します。
1人当たりの売上高の計算などに使用されます。