比率分析項目計算式の一覧は、以下のとおりです。
個人の場合、当期純利益金額を税引前利益（＝控除前所得）と読み替えてください。
※「計算値の評価」には、一般的と思われる数値の評価を記載しています。ただし、個々の企業や業種などにより適正水準は異なります。また、経営分析は複数の項目を総合して評価する必要があります。
個々の評価については、専門家に確認するか、専門書などを参考にしてください。
| 指標 | 分析項目 | 単位 | 計算式 | 計算値の評価 |
| 収益性指標 | 総資本営業利益率 | ％ | （営業利益金額※/総資産）×100 | 高い方がよい |
| 総資本経常利益率 | ％ | （経常利益金額※/総資産）×100 | 高い方がよい | |
| 自己資本経常利益率 | ％ | （経常利益金額※/自己資本）×100 | 高い方がよい | |
| 自己資本当期純利益率 | ％ | （当期純利益金額※/自己資本）×100 | 高い方がよい | |
| 売上高売上総利益率 | ％ | （売上総利益金額/売上高）×100 | 高い方がよい | |
| 売上高営業利益率 | ％ | （営業利益金額/売上高）×100 | 高い方がよい | |
| 売上高経常利益率 | ％ | （経常利益金額/売上高）×100 | 高い方がよい | |
| 売上高当期純利益率 | ％ | （当期純利益金額/売上高）×100 | 高い方がよい | |
| 総資本売上回転率 | 回 | 売上高※/総資産 | 高い方がよい | |
| 総資本売上総利益回転率 | 回 | 売上総利益金額※/総資産 | 高い方がよい | |
| 資本回収率 | ％ | （当期純利益金額※＋減価償却費※）/総資産×100 | 高い方がよい | |
| 生産性指標 | 平均人員数 | 人 | 手入力項目（［比率分析設定］画面の［集計基準］タブで入力） | |
| 1人当たりの売上高 | 円 | 売上高/平均人員数 | 高い方がよい | |
| 1人当たりの経常利益金額 | 円 | 経常利益金額/平均人員数 | 高い方がよい | |
| 1人当たりの当期純利益金額 | 円 | 当期純利益金額/平均人員数 | 高い方がよい | |
| 付加価値労働生産性 | 円 | 付加価値計/平均人員数 | 高い方がよい | |
| 売上高付加価値率 | ％ | （付加価値計/売上高）×100 | 高い方がよい | |
| 労働分配率 | ％ | 人件費/付加価値計×100（役員報酬を控除しない） | 適正水準は企業によって異なる | |
| 1人当たりの人件費 | 円 | 人件費/平均人員数 | 適正水準は企業によって異なる | |
| 労働装備率 | 円 | 有形固定資産/平均人員数 | 高い方がよい | |
| 1人当たりの加工高 | 円 | 加工高/平均人員数 | 高い方がよい | |
| 加工高比率 | ％ | （加工高/生産高）×100 | 高い方がよい | |
| 売上高人件費率 | ％ | （人件費/売上高）×100 | 適正水準は企業によって異なる | |
| 安全性指標 | 流動比率 | ％ | （流動資産/流動負債）×100 | 高い方がよい |
| 当座比率 | ％ | （当座資産/流動負債）×100 | 高い方がよい | |
| 固定比率 | ％ | （固定資産/自己資本）×100 | 低い方がよい | |
| 固定長期適合率 | ％ | （固定資産/（自己資本＋固定負債））×100 | 100以下が望ましい | |
| 自己資本比率 | ％ | （自己資本/総資産）×100 | 高い方がよい | |
| 売上高金融費用比率 | ％ | （金融費用/売上高）×100 | 低い方がよい | |
| インタレスト・カバレッジ・レシオ | 倍 | （営業利益金額＋受取利息・配当金）/支払利息・割引料 | 高い方がよい | |
| 棚卸資産回転日数 | 日 | （棚卸資産×年間日数）/売上高※ | 短い方がよい | |
| 売上債権回転日数 | 日 | （売上債権×年間日数）/売上高※ | 短い方がよい | |
| 仕入債務回転日数 | 日 | （仕入債務×年間日数）/（商品仕入高※＋材料仕入高※） | 短い方がよい | |
| 営業循環日数 | 日 | 棚卸資産回転日数＋売上債権回転日数 | 短い方がよい | |
| 売上債権回転率 | 回 | 売上高※/売上債権 | 高い方がよい | |
| 棚卸資産回転率 | 回 | 売上高※/棚卸資産 | 高い方がよい | |
| 固定資産回転率 | 回 | 売上高※/固定資産 | 高い方がよい | |
| 売上債権対仕入債務比率 | ％ | 売上債権/仕入債務 | 適正水準は企業によって異なる | |
| 借入金利子率 | ％ | （借入金利息※/借入金）×100 | 低い方がよい | |
| 成長性指標 | 売上高伸び率 | ％ | （当期売上高－前期売上高）/前期売上高×100 | 高い方がよい |
| 売上総利益伸び率 | ％ | （当期売上総利益金額－前期売上総利益）/前期売上総利益×100 | 高い方がよい | |
| 営業利益伸び率 | ％ | （当期営業利益金額－前期営業利益）/前期営業利益×100 | 高い方がよい | |
| 経常利益伸び率 | ％ | （当期経常利益金額－前期経常利益）/前期経常利益×100 | 高い方がよい | |
| 当期純利益伸び率 | ％ | （当期純利益金額－前期純利益）/前期純利益×100 | 高い方がよい | |
| 売上高研究費率 | ％ | 研究開発費/売上高×100 | 適正水準は企業によって異なる | |
| 総資本増加率 | ％ | （当期総資産－前期総資産）/前期総資産×100 | 高い方がよい | |
| 自己資本増加率 | ％ | （当期自己資本－前期自己資本）/前期自己資本×100 | 高い方がよい |
表中で「※」印の付いた項目について
損益計算書科目で年換算される項目を示します。年換算項目とは、指定した期間の1か月分を求め、その1か月分を12倍して1年分の集計値とする方法です。（集計結果値/経過月数）×12）
なお、経過月数は集計期間から自動計算します。
例）集計期間4月～6月集計期間中の売上高合計1,200,000円
1,200,000（円）/3か月×12か月＝4,800,000円（年換算後）
上記の金額を使用して各種の分析項目を計算します。
