ABC分析の集計項目を設定します。分析項目には、サンプルとして「得意先別売上高」「仕入先別仕入高」が用意されています。これらの設定の変更や、新しく分析項目を追加することができます。
- [拡張機能]メニューの[経営分析]を選択し、[ABC分析]をクリック、またはクイックナビゲータの[分析・予算]カテゴリの[ABC分析]をクリックします。 [ABC分析]画面が表示されます。
- [分析設定]([F8])をクリックします。 [分析項目の設定]画面が表示されます。
- [追加]をクリックします。 [分析項目の新規追加]画面が表示されます。
- ABC分析の名称を、全角10文字以内で入力し、各項目を設定します。
項目 説明 集計勘定科目 ABC分析の対象となる補助科目を登録している勘定科目を選択します。 相手方勘定科目 対象になる相手方科目にチェックを付けます。複数選択することができます。 項目名称 ABC分析表上での補助科目の名称を全角10文字以内で入力します。この名称は、補助科目名称が表示される欄のタイトルになります。 範囲 必要に応じてA、B、Cランクの範囲を変更します。 - [登録]をクリックします。
新しい分析項目が追加されます。
ABC分析の集計方法について
ABC分析の集計は、集計勘定科目と、対象になる相手方勘定科目によって加算、減算が決定されます。
例えばABC分析の設定で、売掛金勘定を集計勘定科目に設定し、売上に関係する科目を相手方勘定科目に設定した場合、売上の増加に伴う仕訳で売掛金が借方では加算を行います。
逆に、売上の減少に伴う仕訳で売掛金が貸方では減算を行います。
例)
得意先別売上高ABC分析の集計基礎となる主な仕訳データは、次のように判断されます。
- (借方)売掛金 ××× /(貸方)売上高 ××× 売掛金に加算
- (借方)売上値引 ××× /(貸方)売掛金 ××× 売掛金を減算
- (借方)売上戻り高 ×××/(貸方)売掛金 ××× 売掛金を減算