事業所データで、分散入力用のデータを作成し、他のコンピューターへ送信します。分散入力の受け渡し方法は、「電子メール」と「ファイル」があります。
電子メール | Microsoft Outlook 2016以降を使って、データを電子メールに添付して送信します。 Microsoft Outlook 2016以降が、通常使用する電子メールのプログラムとして設定されている必要があります。 |
ファイル | 送信するデータをファイルに保存します。保存したファイルは、メモリカードなどでやり取りできます。 |
事業所データのバージョンと作成される分散入力データ(AEのみ)
開いている事業所データと同一バージョンの分散入力用データが作成されます。作成された分散入力用データは、弥生会計 AEのほか、送信元の事業所データのバージョンで取り込むことができます。
- 分散入力用のデータを作成する事業所データを開きます。
- [ファイル]メニューの[分散入力用データの作成]をクリックします。[分散入力用データの作成]画面が表示されます。
- 各項目を設定します。
項目 説明 部門 <部門が登録されている場合>
[部門]を設定した分散入力用データで入力された仕訳は、ここで選択した部門が自動的に割り当てられます。分散入力時に部門の選択や変更などの部門に関する操作はできません。
分散入力用データで入力される仕訳に特定の部門を割り当てる場合は、[分散入力を行う部門を選択する]にチェックを付けて、仕訳を割り当てる部門を選択します。送信方法 分散入力用データの送信方法を設定します。
- 電子メール
[アドレス]に、分散入力用データの送信先のメールアドレスを入力します。 - ファイル
ファイルの[保存場所]を確認し、変更する場合は[参照]をクリックして保存先を選択します。
[ファイル名]には、現在開いている事業所データの名称に「(分散)」が付加された名称が初期表示されています。変更する場合は、入力欄に直接入力します。
暗証番号 分散入力用データに暗証番号を設定する場合は、[暗証番号を設定する]にチェックを付けて、暗証番号を半角英数字8文字以内で入力します。 - 電子メール
- 設定が終わったら、[OK]をクリックします。
<送信方法が「電子メール」の場合>
電子メールソフトが起動して、送信データが添付されたメッセージが表示されます。必要に応じて本文などを入力し、送信します。<送信方法が「ファイル」の場合>
指定した保存先に送信データが保存されます。
送信する分散入力用データに暗証番号を設定した場合
暗証番号を設定した場合は、分散入力用データの取り込みの際に、暗証番号の入力が求められます。そのため、分散入力用データの送信相手に暗証番号を伝えておく必要があります。
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