借入金を借り入れた場合は「借入」の仕訳を、返済した場合は「返済」の仕訳を書き出します。
仕訳書き出しは、何度でも同じ借入金について実行できます。重複して行った場合は、仕訳が重複登録されてしまいます。重複登録した場合は、仕訳日記帳で重複登録した仕訳を検索して削除してください。
借入の仕訳の書き出し
- [拡張機能]メニューの[借入金管理]を選択し、[借入金一覧]をクリックします。 [借入金一覧]画面が表示されます。
- 借入の仕訳を生成する借入金を選択し、[仕訳書出]([F12])をクリックします。 [借入金仕訳書出]画面が表示されます。
- [取引の種類]から「借入」を選択し、項目を設定します。
項目 説明 日付 借り入れした日付を入力します。 入金先勘定科目 借入金の入金先の勘定科目を選択します。
補助科目がある場合は補助科目を選択します。入金先補助科目 支払手数料 借入総額から支払手数料が差し引かれて入金される場合は、支払手数料を入力します。 支払利息額 支払利息額を入力します。
この項目は、償還方法が「元金均等」または「元利一括」で、[利息を前払いで支払う]がチェックされた借入金の場合に設定できます。 - [OK]をクリックします。
借入の仕訳を作成した振替伝票が表示されます。
- 必要に応じて、振替伝票の入力、修正を行い、[登録]([F12])をクリックします。
書き出した借入金の仕訳の帳簿表示
書き出した借入金の仕訳を帳簿で参照すると、[生成元]に「[借入]」と表示されます。これは、借入金一覧から生成された仕訳であることを示します。書き出した仕訳の修正、削除
仕訳書き出しで生成した仕訳は、振替伝票で直接修正、削除できます。ただし、振替伝票で修正、削除した内容は、借入金一覧には反映されません。必要に応じて借入金一覧でも修正、削除する必要があります。
返済の仕訳の書き出し
- [拡張機能]メニューの[借入金管理]を選択し、[借入金一覧]をクリックします。 [借入金一覧]画面が表示されます。
- 返済の仕訳を書き出す借入金を選択し、[仕訳書出]([F12])をクリックします。 [借入金仕訳書出]画面が表示されます。
- [取引の種類]から「返済」を選択し、項目を設定します。 借入金返済予定入力 で、借入返済予定を作成しているかどうかで、設定する項目が異なります。
- [OK]をクリックします。 借入金の取引の仕訳を作成した振替伝票が表示されます。
- 必要に応じて、振替伝票の入力、修正を行い、[登録]([F12])をクリックします。
<「借入金返済予定入力」を作成していない場合>
項目 | 説明 |
日付 | 返済日付を入力します。 |
返済元勘定科目 | 返済額の出金元の勘定科目を選択します。 補助科目がある場合は補助科目を選択します。 |
返済元補助科目 | |
元本返済額 | 元本返済額を入力します。 |
支払利息額 | 支払利息額を入力します。 |
<「借入金返済予定入力」を作成している場合>
借入金返済予定入力に登録されている情報を基に返済仕訳を書き出しできます。日付や金額の修正はできません。修正は、あらかじめ「借入金返済予定入力」で行うか、書き出し後の振替伝票で行います。
項目 | 説明 |
返済月 | 返済する月度を選択します。月度を選択すると、「借入金返済予定入力」に設定されている情報が「日付」「元本返済額」「支払利息額」に表示されます。 繰上返済などにより支払日や支払金額が予定と異なる場合は、「繰上返済」を選択します。 |
日付 | 選択した月度の返済日が表示されます。 「繰上返済」を選択した場合は返済日を入力します。 |
返済元勘定科目 | 返済額の出金元の勘定科目を選択します。 補助科目がある場合は補助科目を選択します。 |
返済元補助科目 | |
元本返済額 | 選択した月度の元本返済額が表示されます。 「繰上返済」を選択した場合は元本返済額を入力します。 |
支払利息額 | 選択した月度の支払利息額が表示されます。 「繰上返済」を選択した場合は支払利息額を入力します。 |